半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

朝日新聞社の記事盗用事件

2007年02月07日 12時50分18秒 | よもやま話
こんにちは、半次郎です。

昨日の陽気を引きずって、今日も朝方は暖かでしたが、その後、あまり気温が上がっていないような気がします。
週末には雨になるとの予報ですし、良いことばかりとはいかないようですね。

さて、朝日新聞社の盗用記事が波紋を広げています。
先日の盗用報道に続き、同じ人物による盗用が、その後の調べで、他に2件あったとのことです。

ちょっと待って、え~と、この人物の肩書きは…、えっ? カメラマンになってるやん!
(何で関西弁なの?)
そうすると、ちょっと事情が変わってきませんか?

確かに、記事の盗用はいけないし、記事を売って商売をしている新聞社にとっては、致命的な事件です。
しかし、この人物はカメラマンなのですョ。

我々、読者がカメラマンに期待するのは“記事”ではなく“写真”です。
ピントや構図といった写真のイロハは勿論、報道写真の真に迫る生々しさですョね。

そう考えると、この事件はとんでもない放っておけない問題を内在しています。

『朝日新聞社では記者以外も記事を書くのか?』という点です。

こんな部署があるか知りませんが…、
総務局に30年勤務する都内在住のAさんが、“日本の外交問題の緊急提言”などという政治欄の記事を書いたり、
印刷局で輪転機を回しているさいたま市に住む勤続15年の印刷主任Bさんの書いた“オプションSQを控えた株価の動向”などという経済欄の記事…等々があるのでしょうか?

あるとしたら読者にとっては『あまり有り難くない新聞』であると言わざるを得ません。
やはり、専門の記者が自身の全知全能を傾けて書いた記事にこそ、価値があるのだと思います。

このカメラマンのやったことは、到底、弁護できることではありませんが、技術者に専門外の職務を強いる組織であるとしたならば、そちらの方が問題は大きいと思います。
それとも、記者の数が少ないのでしょうか?

どちらにしても、朝日新聞社の体制に、何らかの問題があるのではないでしょうか?

…何だか急に、このカメラマンを応援してあげたくなりました。

フ~ッ、朝日新聞ねェ…。

from 半次郎



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