裁判員の顔を公表していいの？

こんにちは、半次郎です。

今日は終戦記念日です。
あれから６４年の歳月が流れたことになります。
夢や希望をことごとく奪い去った戦争が、今なお世界のどこかで行われています。
一体、人間には学習能力が備わっているのでしょうか？
『平和』の二文字の重さを、今日だけでも、しっかりと感じていかなければと思います。

さて、裁判員制度がスタートして２つ目の判決が出されました。
この２つの裁判は、初めての裁判員制度ということで、連日のようにマスコミで報道されました。
裁判員が質問した内容まで事細かに…。

判決が出た後は、全員で記者会見です。

ここで半次郎は少し心配になりました。
裁判員の顔がハッキリとＴＶ画面に映し出されているのです。

大丈夫なんでしょうか？

被告側から逆恨みされてつけ狙われたりといった被害に遭う恐れはないのでしょうか？

もし半次郎が裁判員の立場だったら、記者会見だけは辞退したいですね。

いや、いろいろと聞きたいこともあるし、裁判員の方たちも話したいことがあるでしょうから、記者会見を開くのは悪くないでしょう。
問題は、顔を出す必要があるのか？ということです。

こういった記者会見などは、マスコミ側が申し合わせて取材をするのではないでしょうか？
事前に、個人の特定が可能な“顔”や“名前”の公表は避けようと意思統一出来なかったのでしょうか？

もう少しだけ、配慮が欲しいところです。

裁判員の方にもしものことがあって、せっかく出来た裁判員制度がなくなってしまうようなことがあると、元も子もありませんから。

from 半次郎