嗜好を志向する思考系ブログ。

大飲大食

とりあえず、1つ目の仕事が一段落し、ホッと一息な休日。
まぁ今後も、2つ目が来週。3つ目が3月一杯。4月の準備期間を経て5月に3連チャンとなるんですけどね。
で、毎日疲れて帰って来て、そのストレスを「大飲大食」で紛らわせている訳です。
そう言えば、私はストレス太りをする方ですが、何故ストレス太りをするのか、昔考えた事あります。
そぅ…
それは、食べるから!


さて、以前『マズローの欲求段階説』を書きましたが、食欲は原初の欲求であり、それを満たすことで強い充足感を得ることが出来ます。
”自覚はないけど実感している”のがストレスですが、ストレス太りをする人は、食べる事による充足感でストレスを誤魔化しているのです。
それはある意味、人が生きていくための「心の防衛本能」といったものかもしれません。
もちろん、ストレス自体は解消されず、食べる事による充足感も長続きしないので、それを何度も繰り返す事になります。
それが継続される事で、肉体的に負荷がかかり、健康的な問題が発生していくことになったりします。

つまり、「大飲大食」とは、「ストレスという心の負荷を、肉体的負荷に転換する取り組み」の一種ということになります。
深酒だったり、タバコだったりと、体に悪いと言われるものはたいがいコレに当てはまるのかもしれません。
ここで注意したいのは、ストレスを”自覚していない”ことで、「大飲大食」を意志の弱さによるダメな習慣だと考えることです。
そうした自己否定によって、さらにストレスを貯めてしまいますから、負のスパイラルに陥ります。
真面目な人ほどそういう風に考えがちですが、そもそものストレスの原因を取り除かないと、「大飲大食」の習慣は治らないと思われます。


「ストレスという心の負荷を、肉体的負荷に転換する取り組み」のツールとして、「食欲」を取り上げましたが、同じく原初の欲求として利用できるものがあります。
それは「排泄」。
つまりは「発汗」で、具体的には、運動やサウナといったものになります。
発汗によるデトックス的放出感も強い快感ではあるのですが、これは食欲とは異なり、健康的にはプラスの方向に作用します。
ただし、発汗するまで過程に努力や忍耐を必要とするため、食欲ほどに即時的かつお手軽ではないんですよね。

レクリエーションとしてのスポーツは、「努力や忍耐」を「楽しさや軽度の達成感」で誤魔化すことで、その結果をムリなく引き出すことが出来ますが、いかんせんそれを行う場所や相手そして準備が必要となります。
この辺りを整理できれば、ストレス解消としての面白い取り組みができるのかもしれませんね。



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