ネット上で流れている情報を拾い集めると、どうもそうらしい、といったレベルの話しを書きます。
米大統領選挙の基本的な流れについては、以前書いたブログを参照下さい。
そうした中、パウエル弁護士が登場し、トランプ陣営から離れたところまでは理解できるのですが、突然、独立法務官(軍弁護士)となった事に、違和感を感じました。
独立法務官になれば、国家反逆罪で政治家や公務員を訴える事ができるため、パウエル氏にとって、今後の訴訟を戦っていく上で必要なポジションだったのは分かります。
しかし、軍の方に何の必要性があるのかが分からなかったんです。
そして最近、マイケル・フリン氏の情報が出だして、全てが繋がった気がしました。
フリン氏は、”元米国陸軍中将”の経歴を持つ外交アドバイザーであり、2016年の米大統領選挙時に、ロシアゲート疑惑で大統領補佐官を辞任に追い込まれた人物です。
ロシアゲート疑惑とは、2016大統領選挙において、トランプ氏が当選するよう、ロシアが情報工作(プロパガンダ)を行ったとするもの。
その際、フリン氏はロシア大使と経済制裁解除について協議していたとされ、ロシア側とトランプ氏勝利を共謀したのではという疑惑がかけられました。
こうしたフリン氏の弁護についたのが、シドニー・パウエル弁護士であり、最終的に2020年5月に起訴取消となっています。
(逆に、ロシアゲートはFBIのでっち上げで、その指示はオバマ前大統領陣営からだったとする新たな疑惑も・・・)
2018年にトランプ大統領は、「外国が米国の選挙に干渉したら、その関係者を捜査し、処罰できる」という大統領令を発令。
これをロシアゲート疑惑から2年後とするか、2020大統領選挙の2年前とするかで、意味合いが大きく変わって来ます。
2020年11月25日に、トランプ大統領はフリン氏を恩赦。
世間が注目する中、フリン氏は今回の大統領選挙について、「不正選挙を許したら、愛するアメリカが崩壊してしまう。」とコメントしました。
莫大な訴訟費用により、経済的に追い詰められながらも、諦めずに戦い続けたフリン氏。
トランプ氏は、そうしたフリン氏を高く評価しているらしく、政権へのフリン氏復帰もありうるとの噂も。
こうした流れにあって、「クラーケンを解き放つ」訳です。
パウエル弁護士が最初にこの言葉を使った時、不正選挙の有力な証拠を握っていることの暗喩程度に思ってました。
実は「クラーケンを解き放つ」とは、国防総省(軍)による”サイバー戦争プログラム”の発動を意味するとの情報があります。
ソレを証明するかように、ドイツ・フランクフルトでは、サーバー押収事件(CIA対米国陸軍特殊部隊の衝突)が起こっているとのこと。
ここまで来ると、もう選挙とは別次元の話しになって来ます。
大統領選挙において、軍出身者がFBIにより嵌められた。
その4年後の大統領選挙では、
その弁護士が独立法務官(軍弁護士)になり、
国家反逆罪を前提とする軍のプログラムが発動する。
あまりに流れが出来すぎている気がします。
今回のトランプ陣営の発言は陰謀論等と叩かれていますが、その準備は、既に4年前のロシアゲートから始まっていたのではないか・・・
以上、私的”陰謀論”でした。
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