先日、鉄道博物館の年間パスポートを購入し、ライブラリーにて3回目の調査をしました。
主に鉄道公報のマイクロフィルの閲覧をしています。
鉄道博物館では明治40年からの鉄道公報の資料がありますが、
さすがに東武鉄道線内だけで行われる貨物の特約については見つけることは難しいかも知れません。
それでも例えば館林駅を拠点とした日清製粉の貨物の特約の記録が出てきたり、
福居駅を拠点とした砂利の貨物特約、煉瓦の特約などが出てきて参考になります。
少なくとも昭和30年代後半の資料まで、ひたすら閲覧する予定です。
並行して、国会図書館デジタルコレクションで非常に興味深い図書に出会いました。
羽生市の沢田清竹という方が書いた「利根川の歌」という個人伝記で非売品の本です。
羽生市立図書館に蔵書があったので借りてきました。
この本には一か所ですが「東武興業の砂利採取船」のことが書かれているのです。
著者は大正10年の生まれらしいので、つぶさに読んで東武興業の記述の時期の特定をしてみたいです。
またこれもまた一か所ですが、「今成組」という土建業者の会社名が出てきます。
実はある方のお話で、かつて市内で(当時は羽生町内)で砂を扱っていた可能性もあるので、
こちらもよく読んで調べてみたいと思っています。
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