いつものように目覚めて
朝食をとり
仕事へと向かった
真夏の橋を歩ききったのか
わたしから夏を洗い落とすように
涼しい風が吹いている
いつものように働き
買い物をして帰ろうとすると
久しぶりに落ちてくる大粒の雨
空を見上げて感謝した
雨は嫌いじゃないから
今日という日に出逢えて
嬉しかったよ
濡れて帰ろうか
雨を吸った髪からは
ほのかに秋の匂いがするよね
傘なんて無くても
何も無くても
こんなにもこころは
満たされるから
ふしぎ
雨が降るように
流れ落ちてゆく時間の中で
今日はきっと
あっという間に過ぎ去る
ありふれた一日だろう
当たり前に終わる一日だろう
そう
いつものようにわたしは
起きて
食べて
働いて
笑って
歩いて
生きて
眠って
今日という一日を見送る
でも
わたしにとって
ほんの少し特別な
どこにも売られていない
今日という一日
誰も振り向かなくても
何も無くても
こうして生きていられることに
わたしは
ただただ感謝したい
ねえ ありがとう しあわせだよ ほんとうに
いつものように
今年も そう つぶやいた
こちらは雨も降らず、さんさんと照る太陽が、37℃などという気温を叩き出しました
日々が当たり前に始まって終わってまたいつもどおりに始まること
それは本当に感謝ですね、今日あることに。
敢えてポジティブな動詞が続いたのが良いなぁと思いました
こんにちは。暑さに負けていませんか？
全国各地、熱がある都道府県が多いですよね。
こちらはとても過ごしやすくなりました。なりすぎて怖くもありますが。。。
今日生まれた人もいるでしょうし、
今日命を全うされた方もおられる事と思います。
それでも一日はいつものように始まって終わる。
それらは何ひとつ当たり前ではない、自分の、誰かの、大切な一日ですね。
日々いろんな出来事がありますが、
笑ったり怒ったり泣いたり喜んだりできる今日を、
これからも大切に丁寧に生きたいと思います。
コメント、ありがとうございました！
雨とか夜の詩は 特別な風景を想像させますね
ここも雨です そんな気持ち一日を過ごせたらー―いいのかなーんて 思っています
すてきな一日を 期待してーーー
こんばんは。
いつもお読み下さり、ありがとうございます。
雨や夜という時間帯そのものが、
詩情をかきたてるものを孕んでいるからではないでしょうか。
雨ひとつとってみても、同じ雨の降り方を見ての感じ方は、
人の数だけ違うと思っています。
とは言え、とは言え、
晴れでも朝でも昼でも、詩情はすぐ傍にあるものですから、
夜や雨だけ描かず、日向の匂いのするものも書いていこうと思います。