人がいるのに
やり取りの無い空間は
わたしにとって 家のようだ
人と人がいるだけの
冷えきった空間の中に
安らぎなど ありはしなかった
それでも
人だから
帰りたいと思うのだ
がらんどうのような あの家に
わかりあえないまま
空白だらけですきま風が吹く
それでも それなのに 帰りたいと思うのだ
帰りたくない場所
それが家だった
唯一まともに眠れる空間
それも家だった
コーヒーを飲んで一息付ける
それもやはり家で
悲しい時
まなうらに浮かぶ灯りは
まぎれもなく この家のものだった
人でないとしても
ひとりになりたくても
わたしは帰ってきたいのだ
いつの日も この家に
素敵な 詩ですね イメージしてます
はにゆうの宿ですね
懐かしくなりました 果たして 自分の 現代は どうなのか なんて 思っていますーー
いつもありがとうございます、
こんばんは。
ああ、そうか、「home sweet home」の方が先にありましたね。。。
感覚的にsweetを足す癖、直さなければ…。
「埴生の宿」と訳されたその詩をわたしは知らず、
検索をかけたら「home〜」が先に出てきて、
ちょっと反省中です。
対訳歌詞も読みましたが、こちらは幸せが前提にあるようですね。
もう少し先の(いつになるかわからない)未来では、
わたしもそのように書けるといいのですが…。
今この世の中、
ステイホームが叫ばれてからは特に、
それぞれの家庭が「埴生の宿」なのでしょう。