社殿建築に見られる脇障子には、絵や彫刻が施されています。これまでに出会ったものでのは、彫刻の方が多いです。板に絵が描かれただけのものもあったかもしれませんが、ほとんどが彫刻です。半肉彫りか、透かし彫りで、立体的な表現のものが多かったと記憶しています。画題は、花が印象に残るものや、仙人らしき人物が描かれていることが多いです。そして、どことなく中国風の印象です。故事成語などのテーマがあるのかもしれません。しかし、全くの装飾にしか見えないものもあり、描かれる内容には決まりはなさそうです。市川町の岩戸神社の脇障子(左側)には、二人の仙人のような人物が見えます。
30秒の心象風景29892・脇障子の世界へ~岩戸神社~
https://youtu.be/0DaSZE0xAoQ