昼近くに電話が鳴って受話器を取ると、いきなり早口で話が始まりました。
「〇×(某病院名)の▲◆川です~ぼくのとなりでうんうんいってるんだけどみてもらえる?」
って、聞き取りにくいことこの上ありません。お忙しいために自然と早口になる、市内某病院のドクターからの電話でした。
この先生はご家族も含めて時々おいでになるのですが、今日は同僚の看護師さんが痛がっているために、電話してくださったようでした。
「女の人だけどもう朝から唸ってんだよハリしてあげて。」
「はあ、そうですか。わかりました。初めてなんですね。その方、(治療室の)場所はおわかりですかね?」
「場所はだね~右肩から頚部・・・。」
「う~ん(まあいいか、本人に聞けばいいことだし。)・・・!そうですか、わかりました。お待ちしています。」
トンチンカンに電話がおわってしまい、その看護師さんを待つことになりました。