節分、立春が、過ぎて春が来るかと思いきや、今年は雪がすごいですよね。
ちょいっと前迄は、今迄に経験したことのない大雨という気象庁発表がなんだかなあ。と思っていましたが、今月の日本各地の雪。
今迄にはなかったわけではないものの、◯◯年振りの積雪なんてかんじで、
交通麻痺状態が起きていたり、屋根が壊れたとか、どうしてるんでしょう?
そんな雪が振った8日に歌舞伎座に言った訳ですが、「できるだけ外出は控えてください」なんて言葉を耳にしたものの。それをまじめに聞いていた人もいれば、なんてこっちゃない。大雪ものともせずハイヒールはいてる女の子をみてあらら。。。って思った矢先スッテーンってころんでるのは、自業自得だろうっておもうものの、歌舞伎座についているわいるは、木挽町広場には歌舞伎を見に来た人たちが一杯。
昼の部に比べて夜の部は、空席がみうけられたものの、それでもほんのわずかな空席。
びっくりしました。が15日、16日は、積雪で交通機関にかなりの影響がでたようで、
行かれなかった人がかなりでたように聞いています。
今月の歌舞伎座は、昼夜それぞれに通し狂言。
昼は、『 心謎解色糸(こころのなぞ とけたいろいと)』
夜は、『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』
昼の部は、鶴屋南北の作品ってことだからけっこうどろどろした因果応報みたいな生世話物となのかな?って思っていたものの、
見終わって落語みたい!!って思った演目でした。
無骨者の侍綱五郎と、男気があっていなせな奴なんだけど、めっぽう気が短いイケメン男子お祭左七、
それにほれる粋な芸者小糸。その芸者のひものような弟、半時九郎兵衛。
一方無骨者の侍にほれちゃった世間知らずのお嬢さんお房、
そのお嬢さんに勝手に掘れる店の番頭佐五兵衛。
この番頭はロミオとジュリエットまがいの話をおもしろおかしく見せてくれる、
同じように粋な芸者にほれ自分の大物ぶりをひけらかし、だささこの上ない男五平太も登場する。
だけど粋な女はそんな男の態度に嫌気がさして、
登場人物は、それなりに身分もあるんだけど・・・
なんだかこの物語、志の輔師匠が落語に仕立てくれ独演会もかけてもらえないかな?ってかんじだったのでした。
たぶんそれがどうしてそうおもえちゃったか?っていうのは、落語の世界のありそうだけどない世界。
南北のどろどろした因果応報よりも、あまりの偶然がとってつけたようで、最後はめでたしめでたしになってるのです。
まさかの無骨者と世間知らずのお嬢さんがめでたしめでたし。は、
「井戸の茶碗」ににてるなって。
「井戸の茶碗」はだれもがいい人なんだけど、意固地が生じて、それにほんろうされちゃうくずやさんがてんてこ舞い。
でも最後は嫁をもらって、おちがくるんだけど、この話とどこが同じか?っていわれれれば、まったく違うけど
見終わったときに感じた面白かったって思いが同じだったんです。
いなせな男とだめな弟を二役早変わりで演じる染五郎。その芝居の役の切り替えの面白さより、早変わりに重点がありすぎて
時にえ~っとどっちだっけ?だったり
あれ?この悪党ぽかった弟が、いがみの権太風に最後いい人にもどちゃうの?ってシーンもあって
最後は演出のせいもあるのでしょうが、お祭左七イケメインでめ組の喧嘩の辰五郎のっぽいけど。印象にのこるのは、「軽さ」!
一方無骨者のイケメンらしいもて男って設定らしい松緑は、なんともその二枚目が初々しすぎて、まあそこがいいっちゃいいのですが
こぞばゆいかんじなんです。
またお祭左七は御所五郎蔵 にもにてるけど違うのは??南北と黙阿弥とのちがいうじゃなくて・・。
演じてる染五郎がういういしいのかも・・
ってこれが花形なんだよね。そうまだまだだれもが挑戦中で初々しいの。
初々しさの花があふれてる舞台。かといってほんとの初々しさじゃないのよね。今までの経験があって今があるって舞台なんですね。
これからが楽しみ!!といわずにはいられねい昼の部だったのでした。
そんな若手が夜の部で見せてくれたのは・・・
いっや~~~~これはさすが!!がいっぱいあるものの、
その中で赤星十三郎の七之助忠信利平 亀三郎なんて新鮮そのもの。
さらにいえば、丁稚の藤間大河くん。歌舞伎大好き?蛙の子は蛙??
番頭が逃げ出そうとしてるのを引き止めて、寺子屋のよだれくりで登場したかと思い気や、
オリンピックネタもありつつ、押し戻しを入れ込んで、客席をわかせてみせる。
菊之助の弁天や松緑の南郷の息のあったからみ。
なかには、客席でアドリブとは思えす聞き流した人もいたのでは?ってくらいに
天候のことを入れ籠んだ松緑。今回ほかのに日にも何かいってるのではなかろうか?って。
また立ち回ろとなる弁天の菊之助いいねえ。
菊五郎さんだとこの場面に関しては、大丈夫かな?がどうしても先に立っていたのだけれど・・・
3階席だと見切れちゃう大立ち回り。きれいでした。
そんな菊之助と松緑は3月南座
さらに5月は歌舞伎座で團菊祭に、一方同じ5月に明治座では染五郎が中心となって花形歌舞伎があるそうな。
ベテランに休憩をしてもらいつつ、がんばっていただきたい「時分の華」から「まことの華」へ
秘すれば花なり秘せずは花なるべからず・・・
ちょいっと前迄は、今迄に経験したことのない大雨という気象庁発表がなんだかなあ。と思っていましたが、今月の日本各地の雪。
今迄にはなかったわけではないものの、◯◯年振りの積雪なんてかんじで、
交通麻痺状態が起きていたり、屋根が壊れたとか、どうしてるんでしょう?
そんな雪が振った8日に歌舞伎座に言った訳ですが、「できるだけ外出は控えてください」なんて言葉を耳にしたものの。それをまじめに聞いていた人もいれば、なんてこっちゃない。大雪ものともせずハイヒールはいてる女の子をみてあらら。。。って思った矢先スッテーンってころんでるのは、自業自得だろうっておもうものの、歌舞伎座についているわいるは、木挽町広場には歌舞伎を見に来た人たちが一杯。
昼の部に比べて夜の部は、空席がみうけられたものの、それでもほんのわずかな空席。
びっくりしました。が15日、16日は、積雪で交通機関にかなりの影響がでたようで、
行かれなかった人がかなりでたように聞いています。
今月の歌舞伎座は、昼夜それぞれに通し狂言。
昼は、『 心謎解色糸(こころのなぞ とけたいろいと)』
夜は、『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』
昼の部は、鶴屋南北の作品ってことだからけっこうどろどろした因果応報みたいな生世話物となのかな?って思っていたものの、
見終わって落語みたい!!って思った演目でした。
無骨者の侍綱五郎と、男気があっていなせな奴なんだけど、めっぽう気が短いイケメン男子お祭左七、
それにほれる粋な芸者小糸。その芸者のひものような弟、半時九郎兵衛。
一方無骨者の侍にほれちゃった世間知らずのお嬢さんお房、
そのお嬢さんに勝手に掘れる店の番頭佐五兵衛。
この番頭はロミオとジュリエットまがいの話をおもしろおかしく見せてくれる、
同じように粋な芸者にほれ自分の大物ぶりをひけらかし、だささこの上ない男五平太も登場する。
だけど粋な女はそんな男の態度に嫌気がさして、
登場人物は、それなりに身分もあるんだけど・・・
なんだかこの物語、志の輔師匠が落語に仕立てくれ独演会もかけてもらえないかな?ってかんじだったのでした。
たぶんそれがどうしてそうおもえちゃったか?っていうのは、落語の世界のありそうだけどない世界。
南北のどろどろした因果応報よりも、あまりの偶然がとってつけたようで、最後はめでたしめでたしになってるのです。
まさかの無骨者と世間知らずのお嬢さんがめでたしめでたし。は、
「井戸の茶碗」ににてるなって。
「井戸の茶碗」はだれもがいい人なんだけど、意固地が生じて、それにほんろうされちゃうくずやさんがてんてこ舞い。
でも最後は嫁をもらって、おちがくるんだけど、この話とどこが同じか?っていわれれれば、まったく違うけど
見終わったときに感じた面白かったって思いが同じだったんです。
いなせな男とだめな弟を二役早変わりで演じる染五郎。その芝居の役の切り替えの面白さより、早変わりに重点がありすぎて
時にえ~っとどっちだっけ?だったり
あれ?この悪党ぽかった弟が、いがみの権太風に最後いい人にもどちゃうの?ってシーンもあって
最後は演出のせいもあるのでしょうが、お祭左七イケメインでめ組の喧嘩の辰五郎のっぽいけど。印象にのこるのは、「軽さ」!
一方無骨者のイケメンらしいもて男って設定らしい松緑は、なんともその二枚目が初々しすぎて、まあそこがいいっちゃいいのですが
こぞばゆいかんじなんです。
またお祭左七は御所五郎蔵 にもにてるけど違うのは??南北と黙阿弥とのちがいうじゃなくて・・。
演じてる染五郎がういういしいのかも・・
ってこれが花形なんだよね。そうまだまだだれもが挑戦中で初々しいの。
初々しさの花があふれてる舞台。かといってほんとの初々しさじゃないのよね。今までの経験があって今があるって舞台なんですね。
これからが楽しみ!!といわずにはいられねい昼の部だったのでした。
そんな若手が夜の部で見せてくれたのは・・・
いっや~~~~これはさすが!!がいっぱいあるものの、
その中で赤星十三郎の七之助忠信利平 亀三郎なんて新鮮そのもの。
さらにいえば、丁稚の藤間大河くん。歌舞伎大好き?蛙の子は蛙??
番頭が逃げ出そうとしてるのを引き止めて、寺子屋のよだれくりで登場したかと思い気や、
オリンピックネタもありつつ、押し戻しを入れ込んで、客席をわかせてみせる。
菊之助の弁天や松緑の南郷の息のあったからみ。
なかには、客席でアドリブとは思えす聞き流した人もいたのでは?ってくらいに
天候のことを入れ籠んだ松緑。今回ほかのに日にも何かいってるのではなかろうか?って。
また立ち回ろとなる弁天の菊之助いいねえ。
菊五郎さんだとこの場面に関しては、大丈夫かな?がどうしても先に立っていたのだけれど・・・
3階席だと見切れちゃう大立ち回り。きれいでした。
そんな菊之助と松緑は3月南座
さらに5月は歌舞伎座で團菊祭に、一方同じ5月に明治座では染五郎が中心となって花形歌舞伎があるそうな。
ベテランに休憩をしてもらいつつ、がんばっていただきたい「時分の華」から「まことの華」へ
秘すれば花なり秘せずは花なるべからず・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます