花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

日本国宝展

2014年11月04日 | きまま
1日土曜日 3連休のこの日だけ雨という東京。
雨だから?とやってきたかどうかは、わかりませんが
東京国立博物館「日本国宝展」は雨にもかかわらず混んでいました。
私と同じ理由、3日までに行かないと「正倉院」の特別展示物が観れなくなる!
というかたもいたことでしょう。

1時過ぎに会場に到着した時、展示会場は混んでいると掲示されていたものすんなり入れましたが
3時ごろ会場の平成館から本館に移動しようと外に出ると外で傘をさした人が、5、60人でしょうか、入場の為列を作っていました。

本館は、ゆったりできるかんじでした。

「日本国宝展」会場は平成館2階。
エスカレーターあがって最初に正倉院宝物特別出品が登場してました。
これが観たくてやってきたのですから、
パンフレット等で紹介さている特別出品物
「鳥毛立女屏風 ( とりげりつじょのびょうぶ ) 」と「 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 ( かえですおうぞめらでんのそうのびわ ) 」の二つ

歴史の教科書にも多分今も掲載されてるんではなかろうかと思う超有名宝物!!
「鳥毛立女屏風」ここに描かれている女性は私!!と昔から自称しております(笑)
樹下美人と言われてますけど、ほんとですかねえ。
って半信半疑ですが、生まれた時代がこの時だったら、私は、絶対美人だ!!って勝手に思っております。

そんな自画像を混雑のなか2,3列目から行ったり来たりして、空いたところで最前で眺め、次に目指すは
「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」これは何時観ても本当にほれぼれ!!
 奈良国立博物館で展示されるときは、照明がもう少し落とされていたように思いますが、
 東博の展示は明るくて見やすいので、後ろの螺鈿だけでなく、琵琶の上部や正面に描かれている象などもみれて流石東博!!って展示方法は、京都や奈良に比べていつも見せてくれるなあ~と感心するばかりです。

 もちろんほかにもいくつかの正倉院宝物が展示されて最初の展示コーナーでかなりの時間がすぎたような気がします。

その後は、今回のイベント展示です日本の国宝たちがずらり。
第1章 仏を信じる
第2章 神を信じる
第3章 文学、記録にみる信仰
第4章 多様化する信仰と美
第5章 仏のすがた
という順で展示されていました。

最初に無我夢中、とにかく屏風と琵琶!!って気持ちで観て、あとは人ごみのなか、流れに沿ってでなく、人ごみの中、観たいものがあると、その場所をうろちょろうろちょろし、人ごみが空くとしばし最前にでて止まってみるという方法で、なんだか見終わって目よりも腰が疲れておりました(笑)
かなり中腰で観ていたのでしょう。

展示物は、博物館等が、所蔵したものでないものは、京都、奈良、滋賀という場所が多いせいか、
観ている方々の会話も
「京都の◯◯いってないわねえ。行きたくなったわ。」
「奈良にいったけどどこにあったこのお寺?」なんて 旅行を兼ねる会話が一杯。

こりゃ国宝の展示には日本地図も必要だね。なんて思いながら、今回この展示会ように作成されたという永井一正さんの「国宝店」シンボルアートというゾウのデザインが気に入って、布バッグと絵はがき買い込みました。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
後半にもいくつもり♪ (あいらぶけろちゃん)
2014-11-07 23:03:26
私もこまないうちに正倉院宝物があるうちにで開幕直後に行ってきました。後半は後半でガラっと展示物が変わるようなので2度観てもいいと思う展覧会ですよね。亡き父が「ほらここに残ってるだろ」と玉虫厨子に懐中電灯の光を当てて玉虫の羽根をみせてくれたことを懐かしみながら見ました(東博ではそんなことできませんよね・笑)
金印の展示期間に行こうかな~。
返信する
後半も (hatumichin)
2014-11-11 09:15:16
素敵なお父様との思い出ですね!うらやましい。

国宝店、今回も前半と後半でガラってかわるんですよね。
私もいかなくては!と思っているところです。
返信する

コメントを投稿