花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

熱海五郎一座 「天然女房のスパイ大作戦」

2014年06月30日 | きまま
六月に見に行った舞台。もう1本。

三宅裕司率いる「熱海五郎一座」
誰でも楽しめる“軽演劇”を目指し、2004年に伊東四朗が旗揚げした「伊東四朗一座」を受け継いで生まれた「熱海五郎一座」。
温泉地伊東のお隣ともいえそうな熱海から名前をとってさらに四郎の次ゆえ五郎とシャレ心でついた一座の名前。
出演者も座長・三宅裕司に渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太に今回は「Take2」の東貴博と深沢邦之が交互出演で。ゲストは沢口靖子と朝海ひかる。

すっごくみたい!って舞台ではなくなったものの観ればおかしくってたのしい舞台であることに変わりない。
今回も笑わせてもらった。

下着会社に勤める夫(三宅)の浮気の証拠を掴んだ天然の主婦(沢口)が、必死に浮気調査を繰り広げる喜劇。ってことで
この下着会社の社長がラサール石井。なんだけど会社名が、「カルバンクラインCalvin Klein」ならぬ「ガリベンクライ」
はなしのなかにラサール高校でてるんだけど・・・っていったり、結婚云々、ラサール石井ご本人のエピソードも盛ってくる。そんな社長の名前が猿又八朗。下着ゆえに「さるまた」かあ。

主人公天の奥さんの名前が、郡瀬真白(ぐんぜましろ)グンゼですよ。下着メーカーのグンゼ!!
もうそのほかのかの名前もシャレが効いててユニークです。
旦那さまの様子がおかしいと探偵に頼んで調査すると部下とラブホテルに!!
現場発見で旦那様を問いつめると、新しい下着の開発というものの・・・信じられない奥様は・・・
浮気調査をするためにスパイ養成所の所長へ。
そこの所長が春風亭昇太でコードネーム「座布団」一方奥様はコードネームは「ブリーフ」となり・・

会社では旦那様の所属している部署ともう一つの部署が新製品の開発をして、
どちらかを会社の製品として下着メーカーのコンペに出し、会社の株を上げたいと社員同士を競わせてるという

メインが浮気調査であるもののそこには会社の企てもからんでと各自得意とするようなベタな笑いが、客を飽きさせない。

ばかばかしい・・けど、おかしくて、見ちゃうんだな。というチームワーウの良さが、昭和の懐かしいTVのよう。

今回ゲストの沢口靖子さんと朝海ひかるさんの起用のされ方も
昭和の天然主婦と昭和だけれどしたたか、クールな女性と使い分けてうまいなあ~っと。

これは笑いと歌と踊りが融合したコメディ・ミュージカル。このコメディさは温泉につかってほっこりに近いかも。

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