花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

マシュー・ボーンの「ドリアン・グレイ」

2013年07月16日 | 舞台いろいろ
マシュー・ボーンの「ドリアン・グレイ」見に行きました。

が、これをみて素晴らしかった『よかった~~~』『リピートしよう』
って方もいらしゃったようですが、
私は、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」や 「シザーハンズ」に比べると、
私は、これは1度みとけばいいや。程度でした。

感動するもなく、嫌いだ~と反発するでもなく、
スタイリッシュにしあげていたけど、これが「ドリアン・グレイ」なの?
中途半端感をいだいてしまった舞台でした。
なんだろう。苦手故の小説に強烈な思いがありすぎたのでしょうか、
えっ?これがオスカーワイルドの「ドリアン・グレイ」なの?って。

それにホリプロの宣伝に対し作品のあれれっ??的な思い。
R15指定とでもしているようなチラシ。
ダンスでは、かなりきわどくてもそんな指定きいたことないぞ・・と
きわどい濡れ場か美を追求するゆえの残虐さでもでてくるのか?
衝撃的なシーンでもでてくるんか?
耽美的な作品ゆえそうなのか?とも思っておりましたが・・
あれれ・・たしかに「ドリアン・グレイ」なにかもだけど・・

想像以上のこともなく、ありゃ・・そうだけど・・耽美というものでなく
衝撃的という感じも薄く・・
とある少年の悲話を描いた舞台であったのかなあ。と
美ということも日本のイケメン男に比べるとそうじゃないのよね。
「純粋な青年」ってことで、その彼が不幸の道を歩んでいったってことでねえ・・。

でこれといってダンサーがすごいというホリプロの宣伝でしたけど・・
う~んどうなの?ってくらい、ダンスのすごい見せ場があるか?というとそうでもなく、
バジルで踊った クリストファー・マーニー。
彼かっこよかったけれどダンサーとしては、神奈川芸術劇場でのウィル・タケット振付の「鶴」のほうが踊りとしての印象が強かったです。
それで又見れる!っておもったんですけどね。


今回好きなダンサーさんが、出演されていたので一応みたのですけど、
(最初から1度でいいや感があったのも確かで)
イマイチ感の残った作品でした。

なにかやりきれない不幸を背負った男が出てくるマシュー・ボーンの作品では
「白鳥の湖」、『SWAN LAKE』がやはりいいかな。 また『シザーハンズ』のほうが今回の「ドリアン・グレイ」よりも舞台が、好みな私


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