一人宴会しながらオールドボーイを語る

今日は家人が社員旅行に行っちゃっていません。

子どもも寝ちゃった。・・・というわけで一人宴会です。
この日のために「ソラクサン」買っておきました。
・・・これ、強い？
ロックで呑みながら書いてますが徐々に自分が怪しくなっている気がいたします。
おつまみは「ただ、わかめにコチュジャンをつけたやつ」と「キムチ」
これ、韓国語の先生のお勧めメニュー。
ほとんどノンカロリーなのでこんな夜中でも安心です。
本当は「キムチ豆腐」なんですが豆腐買い忘れました。
「甘い人生」のOSTを聴きながら誰にも邪魔されずこうして過ごすのは至福のときでございます。
ああ、大人でよかった。
こんな好き勝手出来て。・・・と思うのでありました。

さて、昨日「オールドボーイ」を観ましたので今日は酔っ払いながらも
「オールドボーイ」について語りたいと思います。

パク・チャヌク監督作品復讐3部作第2作『オールドボーイ』ついに観ました。

もうね。面白すぎ。最高に面白かった。
後半、『なぜ解放されたのか』がわかってくるあたりからは
辛くって「ええぇ～～それはなしでしょ～～～」
・・・って半泣きでしたが。
前半はチェ・ミンシクに完全にやられました。
あの爆発頭が妙にカッコよいし。
随所に笑いのツボが・・・
何だか不謹慎だと思いつつゲラゲラ笑っちゃいました。
でもね。
やっぱりこの映画復讐3部作の2作目なわけで。
重～い復讐がテーマ。
復讐する方にはとてつもなく大きな理由があるんですが
復讐される方にとってその理由は忘れちゃうくらい小さいものだったりするわけで。
それってすごく怖い。とっても怖い。
だって、私だって突然明日監禁される可能性があるってこと。
自分にとっては些細なことが他の誰かにとってはとてつもない大きなことだったりするって忘れがちなんですが。
とっても大事なんですよね。

後、復讐といえば「目には目を歯には歯を」が定番ですが、
・・・・定番でしたね。（笑）
物理的にも実践してくれましたが。
結局ウジンが選んだ最終的な復讐もそんな古典的な方法で。
でもそれがデスにとって一番辛いものだった。
人間の気持ちって昔から変わらないものなのかも。

キャスティングは良かった。
カン・ヘジョンも可愛かったし。
ジテのキレキレもなかなか怖かった。
でも、やっぱりチェ・ミンシクアジョッシに1票！
そういえば、前にパイラン録画してあったんだっけ。
早速、観てみたい気になりました。

ところで私この映画観て確信したことがひとつ。
アリのエピソードが出てくるでしょ。
あれを観て「復讐者に憐れみを」に出てきたアニメ「ぼのぼの」が好きなのは
チャヌク監督なんじゃないかな。
「ぼのぼの」にはあの発想が不可欠だから。
チャヌク監督に会ったら是非聞いてみたい。
「ぼのぼの」好きですか？