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好きなものや気になることについていろいろ語ってみようと思います。

まさかのド直球勝負!『麒麟がくる』第41話

2021-01-19 18:04:00 | 麒麟がくる
いやいや、盛り上がって参りました!
あと3回で会えなくなるかと思うと、早くも光秀ロス。
さらに、哀しい最期が待っているかと思うと、もう、胸がキューって痛いよっ。
光秀を好き過ぎる私。

前回、引くに引けない「松永久秀の罠」にはめられた光秀。
どうするっ!どうするっ俺!(鈴木先生風)
というわけで第41話。


光秀はどこまでも光秀らしく。
丹波の国衆に対しても、人権尊重。
彼が目指す、戦のない世、大きな国とは
武力で強引にねじ伏せたり、殺戮を繰り返して弱き者から全てを取り上げ、切り捨てるやり方ではなくて、覚悟を持った志あるもの、誇り高く心美しいものが心を通わせ、話し合い、民を導く世なんだろう。
青臭くても、夢物語でもいいじゃないか。
彼が今の世にいたら、きっといい政治家になっていただろうに。
光秀、生まれるのが、早すぎた。
いや、この時代に彼がいたから、江戸時代があり、今があるのかもしれない。
431年目の真実が頭をよぎる。。

そして、平蜘蛛の茶釜をめぐるお話。

挨拶を口実に光秀を訪ねてきた秀吉。
(本当は何をしにきたんだか。)
笑みを浮かべ、軽口を装いながらも、キリキリと秀吉を問い詰める光秀。
このクールで賢い感じがたまらなく素敵だ。
堂々と茶釜を見せ、信長に不快な印象を与えるよう秀吉が仕組んだことを責める。
なんだかんだと弁解し、平かな世になってから、お詫びしようと思ったという秀吉に、
「貴殿にとって平かな世とはどのような世じゃ」と問う光秀に
「わしのような貧乏人がおらぬ世ですかな」と暗い目で語る秀吉。
確かに光秀には本当の貧乏人の暮らしはわからないのかもしれないが、彼に潜む底知れぬの強欲は観察眼が鋭い光秀のことだから、想像がついたか。
貸しだと秀吉に釘を刺すと、菊丸の素性について釘を刺し返す秀吉。
やはり、怖い人物。

そして、菊丸に三河に逃げるよう忠告する光秀。
うんうん。
菊丸と光秀。
昔から何かと縁があったよね。
何度となく光秀を助けてくれたよね。
菊丸、ありがとう。ありがとう。
私は最終回に向かってきっとまた菊丸が活躍してくれるのではないかと密かに期待しています。史実と言われている結末と異なるびっくりするような展開でも、私は一向にかまいません。むしろ、大歓迎なんだけどな。
菊丸、また会おう。

そして、いよいよ本日のメインイベント。
信長と光秀のタイマン勝負。
前久くんは置いておいて、早速始まる。

自分の京での評判は上々だと嬉しげに話す信長に、誰がそう言ったのか、裸の王様に問いただす光秀。
みんなが言っているという信長に
では、何故松永久秀と義昭が離れていったのかとさらに追い討ちをかける。
確かにそうなんだけどさぁー💦
さすがにキツくないか?
すっごい追い詰め方だよ。

ここまででも、
充分素直に追い詰められてるよ、
信長さん。

さらに平蜘蛛の釜を信長に献上し、
誇りを失わず、志高く、心美しく覚悟を持った主君であってほしい、城を美しく飾るだけでは、人心は得られないとさらにさらに上塗りしたぞ。

光秀はどこまでも光秀。
予想を遥か上をいくド直球で平蜘蛛の茶釜を信長に投げつけた。
どこまで命知らずなのか。
伝吾、もし聞いてたら、「殿、やばいです、言い過ぎです。」ときっとハラハラしているだろう。でも、きっと殿らしいと納得してしまうのだろうな。
もちろん、私も納得してしまうのよ。(笑)
そこが彼の魅力なの。
しかしながら、
よく観察しているはずの光秀なのに、
この状況で諫言して、はいはいと信長が話を聞くと思っていたのなら、それはちょっと考えが浅はかとしか言いようがないが。
きっと希望的観測がそうさせたんだろうなぁー。
逃げない光秀が大好きだけど、ここは多少逃げて欲しかったわけよ。くっ苦しいぞ。

そして、案の定、速攻で玉砕。
光秀にはプライスレスでも、信長にとって志は一万貫がいいところ。茶釜を雑に扱う信長を見て、自分の読みが甘すぎたことを痛感したか、光秀。

場面変わって
あてなよる…ではなくて
売茶翁でもなくて。(石橋蓮司さん、大変ご活躍過ぎて混乱・笑)
実澄のじいさんに心を読まれる光秀。
三淵さんの言葉、覚えてますか?
主君の考えがわからない時こそ
どう付き従うかが家臣の器の見せ所。
器、問われてます。

同じく信長の行く末、国の行く末を案ずる帝とご対面。
声をかけられて、
もう帝を見る光秀の目がキラキラ
確かに
それくらい神々しい存在感がある玉三郎様帝の姿。
満月の夜。
月に昇る男の話をすることに。

桂男
たしか、煕子ちゃんと坂本城に行った時に2人仲良くお話してましたね、光秀さん。

月は船
星は白波
雲は海
いかにこぐらん
桂男は唯一人にして

光秀は船に家族を乗せて琵琶湖をのんびり渡りたいと話していたっけ。
月を目指す桂男はひとりぼっち。
信長は桂男ということか。

帝に
「信長が道を誤らないようしかと見届けよ」と言われたら…そりゃあね。

とはいえ。
松永久秀にせよ、帝にせよ。
光秀にボールは渡せど、そのボールをどこにどう投げるかは、光秀に一任している。
全幅の信頼ということでしょうか。

来週は光秀、ついに足蹴にされる。
そんなことで、謀反を企てるような
光秀ではないことは、ここまでの40回で
実証済み。

では、何故?どうして?
気になって気になって仕方ないじゃない。
続く。


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