最近、お友達や会社の同僚から本を借りることが続いておりました。
借りた本には自分が本屋で手に取り買い求めたり、図書館に予約したりする本とはまた違う魅力があります。
あ、それ読みたかったのよ
という本は別として
そこには予期せぬ出会い、予期せぬ感動、予期せぬ失望?(笑)があったりして
ちょっと普段の思考回路から離れたりすることが出来る気がしています。
以下そんな数冊についての覚書
★空の中
有川浩 著
詳細は…適当に調べて下さい。(^_^;)
有川浩の名前は聞いていたものの、なかなか手を出さなかった作家さん。
図書館戦争とか
ライトノベルのイメージが強く。
ライトノベルが嫌いなわけではないのですが、少ない時間で読書するならちょっと重いもの読まねば、という自分への課題というか、気負いというか。(笑)
そんなわけでなかなか出会わなかった類の作品です。
職場で飛び交っていて頭の上に落ちてきたのでこれもご縁だとお借りしました。
大人のライトノベルを自称されるだけあり大変読みやすかったです。
二件の原因不明の航空機事故
それぞれのパイロットの遺族である
少年と少女
事故機の開発に携わっていた
事故調査官の若い技師
事故発生時、事故機と同行飛行していながらひとり生き残った若き女性パイロット
4人を中心に話は進みます。
彼らを取り巻く人々も魅力的。
幼なじみの女子高生
近所に住む漁師の老人
謎の生物?(生物?)
SF?
謎の飛行物体が話の中心なのでSFという括りもありかな。
でも人と人との繋がりとか
人として大切なこととか
きちんと描かれていて
読後感ほっこり。
読んでいて
映画 ガメラを思い出しました。
CGを使って映画化したら
ガメラ級の作品になる予感。
春名ちゃんは向井君かな。(笑)
光稀は黒木メイサとか香里奈とかあたりでどうかしらー。
イメージです。イメージ。
軽口で理路整然と論述する春名高巳
結構タイプでした。(笑)
サクサク読めます。オススメ。
★ふがいない僕は空を見た
窪 美澄著
これだいぶ前に読み終わり感想を…と思いながら今に至ります。
性と生というのは
字も似ているんですが
繋がっているんですよね。
そんなことを改めて考える本でした。
正直、この作品の性描写は多少過剰のように感じました。
何故ここまで細かい描写が必要であったのか…最後まで読んだらわかるかなぁーと思ったのですが。
あまりよくわからなくて。
ただ主人公の男子大学生とコスプレの人妻の営みはリアリティがないというか…生とは分断された性のように感じました。
でも心はあるの?
性だけに。
性にもいろいろな形があるってことかなぁ。
登場人物は不器用ながらみんな一生懸命生きていてどうしてあげたらいいのか…(読者の私はもちろん何も出来ないわけなんですが…どげんかせんといかんとよ!と叫びたくなります。ああ、不甲斐ない。)
どんな生き方をしたとしても、生きることは結構勇気も体力も気力も精神力もいるということをしみじみと感じました。
だからこそ
これから生き始める赤ちゃんを
自然に近い状態で父に母に見守られながら取り上げる主人公の母の仕事ぶりに胸を打たれたのかもしれません。
生まれる時くらい
温かく幸せであってほしいなぁ。
最後の主人公の笑顔にちょっとホッとしました。
★大人の流儀
伊集院静 著
伊集院さん…結構普通のオヤジだった。(笑)
ほぼあとがきの故夏目雅子さんとの馴れ初めはドラマチックで大変面白かったです。
★神様のカルテ
夏川草介 著
最近映画化の作品。
何で櫻井くんでしかもぐるぐる頭なのか…全く理解できませんが。(^_^;)
小説は面白かったです。
主人公一止の夏目漱石風語り口に冒頭はげっそりしましたが、慣れれば特に気にならず。
泣きツボポインツは身寄りのないおばあちゃん。
彼女絡みでだいぶ泣かせて頂きました。
映画のキャスティングを知り、は?と思う方も多かったですが、宮崎あおいのハルさんはピッタリだなぁと感心。
★謎解きはディナーの後で
櫻井くん繋がり。
今ドラマも放送中ですね。
ありゃなしだわ。
櫻井君と椎名桔平って。(^_^;)
椎名桔平はまだしも(若干年行き過ぎ)
櫻井君はソフトすぎ。
岡田将生君とかちょっと若いけど良かったかなぁ。
30歳半ばくらいの設定だったような。
キャスティングって本当に難しいんですねー。
こうやってブーブー文句つけるのは簡単だけどね。(笑)
原作は赤川次郎をより一層ライトにした感じで確かに読みやすいけど…これ本屋大賞?って印象。
確かに読みながらすぐドラマ化されそうだよなぁーと思ったものですが、こんな形とは。
余談ですが
赤川次郎といえば(笑)
何か何回もここに書いてる気がしますが(^_^;)
小学生だか中学生の時に読んだ女刑事と天才的泥棒が夫婦の話が面白くて大好きで、
是非三毛猫ホームズじゃなくてこっちをドラマ化してよっ!と思ったものです。
執事よりは泥棒の方が面白いかと…。(^_^;)
ネタに困っている制作者の方に是非お願いしたいわー。(ずいぶん前にドラマ化してるみたい。佐藤浩一&田中好子…観た記憶なし。残念)
泥棒がそりゃ子供から見てもいい男で。(笑)
ビョンにやらせたい…(まだ言う・笑)
相変わらず話脱線で失礼。
しかし、本読まなくなったなぁ。
これから「のぼうの城」読みます。(^_^;)
この記事書いてる間に一ヶ月経ってしまった。(笑)
借りた本には自分が本屋で手に取り買い求めたり、図書館に予約したりする本とはまた違う魅力があります。
あ、それ読みたかったのよ
という本は別として
そこには予期せぬ出会い、予期せぬ感動、予期せぬ失望?(笑)があったりして
ちょっと普段の思考回路から離れたりすることが出来る気がしています。
以下そんな数冊についての覚書
★空の中
有川浩 著
詳細は…適当に調べて下さい。(^_^;)
有川浩の名前は聞いていたものの、なかなか手を出さなかった作家さん。
図書館戦争とか
ライトノベルのイメージが強く。
ライトノベルが嫌いなわけではないのですが、少ない時間で読書するならちょっと重いもの読まねば、という自分への課題というか、気負いというか。(笑)
そんなわけでなかなか出会わなかった類の作品です。
職場で飛び交っていて頭の上に落ちてきたのでこれもご縁だとお借りしました。
大人のライトノベルを自称されるだけあり大変読みやすかったです。
二件の原因不明の航空機事故
それぞれのパイロットの遺族である
少年と少女
事故機の開発に携わっていた
事故調査官の若い技師
事故発生時、事故機と同行飛行していながらひとり生き残った若き女性パイロット
4人を中心に話は進みます。
彼らを取り巻く人々も魅力的。
幼なじみの女子高生
近所に住む漁師の老人
謎の生物?(生物?)
SF?
謎の飛行物体が話の中心なのでSFという括りもありかな。
でも人と人との繋がりとか
人として大切なこととか
きちんと描かれていて
読後感ほっこり。
読んでいて
映画 ガメラを思い出しました。
CGを使って映画化したら
ガメラ級の作品になる予感。
春名ちゃんは向井君かな。(笑)
光稀は黒木メイサとか香里奈とかあたりでどうかしらー。
イメージです。イメージ。
軽口で理路整然と論述する春名高巳
結構タイプでした。(笑)
サクサク読めます。オススメ。
★ふがいない僕は空を見た
窪 美澄著
これだいぶ前に読み終わり感想を…と思いながら今に至ります。
性と生というのは
字も似ているんですが
繋がっているんですよね。
そんなことを改めて考える本でした。
正直、この作品の性描写は多少過剰のように感じました。
何故ここまで細かい描写が必要であったのか…最後まで読んだらわかるかなぁーと思ったのですが。
あまりよくわからなくて。
ただ主人公の男子大学生とコスプレの人妻の営みはリアリティがないというか…生とは分断された性のように感じました。
でも心はあるの?
性だけに。
性にもいろいろな形があるってことかなぁ。
登場人物は不器用ながらみんな一生懸命生きていてどうしてあげたらいいのか…(読者の私はもちろん何も出来ないわけなんですが…どげんかせんといかんとよ!と叫びたくなります。ああ、不甲斐ない。)
どんな生き方をしたとしても、生きることは結構勇気も体力も気力も精神力もいるということをしみじみと感じました。
だからこそ
これから生き始める赤ちゃんを
自然に近い状態で父に母に見守られながら取り上げる主人公の母の仕事ぶりに胸を打たれたのかもしれません。
生まれる時くらい
温かく幸せであってほしいなぁ。
最後の主人公の笑顔にちょっとホッとしました。
★大人の流儀
伊集院静 著
伊集院さん…結構普通のオヤジだった。(笑)
ほぼあとがきの故夏目雅子さんとの馴れ初めはドラマチックで大変面白かったです。
★神様のカルテ
夏川草介 著
最近映画化の作品。
何で櫻井くんでしかもぐるぐる頭なのか…全く理解できませんが。(^_^;)
小説は面白かったです。
主人公一止の夏目漱石風語り口に冒頭はげっそりしましたが、慣れれば特に気にならず。
泣きツボポインツは身寄りのないおばあちゃん。
彼女絡みでだいぶ泣かせて頂きました。
映画のキャスティングを知り、は?と思う方も多かったですが、宮崎あおいのハルさんはピッタリだなぁと感心。
★謎解きはディナーの後で
櫻井くん繋がり。
今ドラマも放送中ですね。
ありゃなしだわ。
櫻井君と椎名桔平って。(^_^;)
椎名桔平はまだしも(若干年行き過ぎ)
櫻井君はソフトすぎ。
岡田将生君とかちょっと若いけど良かったかなぁ。
30歳半ばくらいの設定だったような。
キャスティングって本当に難しいんですねー。
こうやってブーブー文句つけるのは簡単だけどね。(笑)
原作は赤川次郎をより一層ライトにした感じで確かに読みやすいけど…これ本屋大賞?って印象。
確かに読みながらすぐドラマ化されそうだよなぁーと思ったものですが、こんな形とは。
余談ですが
赤川次郎といえば(笑)
何か何回もここに書いてる気がしますが(^_^;)
小学生だか中学生の時に読んだ女刑事と天才的泥棒が夫婦の話が面白くて大好きで、
是非三毛猫ホームズじゃなくてこっちをドラマ化してよっ!と思ったものです。
執事よりは泥棒の方が面白いかと…。(^_^;)
ネタに困っている制作者の方に是非お願いしたいわー。(ずいぶん前にドラマ化してるみたい。佐藤浩一&田中好子…観た記憶なし。残念)
泥棒がそりゃ子供から見てもいい男で。(笑)
ビョンにやらせたい…(まだ言う・笑)
相変わらず話脱線で失礼。
しかし、本読まなくなったなぁ。
これから「のぼうの城」読みます。(^_^;)
この記事書いてる間に一ヶ月経ってしまった。(笑)
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