ここのところ
録画消化に忙しく。
VIVANT とかVIVANTとかVIVANTとか。
篤姫とか。(笑)
堺雅人ファンとしては待ちに待った新作連ドラですから、そりゃ両手を挙げて応援ですよ。家定もやっぱり良いです。
そのお話はまたゆっくりいずれ。
今日のお題。
韓ドラ視聴がひと段落しましたので
備忘録です。
この記事かれこれ半月近く書いてる。。
とにかく
まずはこちら。
WOWOWで拝見。
「悪の心を読む者たち」
クリミナル・マインドが大大好きな私。
猟奇殺人鬼と対峙する
犯罪心理プロファイラーなんて
大好物ですっ!
また、演じるキム・ナムギルが
シュッとして適度に傷んでいて…
「悼む人」具合が抜群に美しい。
私的には善徳女王ピダム以来のトキメキ具合。
(ちょっと笑顔が少なめなのが残念なの)
内容は韓国最初の犯罪プロファイラーの
実話を元に構成された小説がベースということで、実に生々しい事件が展開する
1990年代初頭が舞台。
まだプロファイラーなんてものは
「?」の時代にチームの必要性を説き、
立ち上げから、捜査への必要性を警察組織に浸透させるまでを描きます。
ナムギル演じるハヨンの特性を見抜き、彼をプロファイラーの道に導く上司。
クク・ヨンスにチン・ソンギュ。
この人が本当にいい人で。(号泣)
(映画「犯罪都市」も出てるのに全く違う印象。)
他にもハヨンを支える「こっち」の方々がこのドラマの救い。
ドラマ「怪物」同様。
「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」byニーチェ
ということで。
ナムギル演じるハヨンは感受性が高く、犯罪者の行動や心理を理解しようとするがあまり、「あっち」深淵に引き込まれそうになるところを「こっち」に止まらせる信念というか、明るさというか。「こっち」の仲間の存在が心強い。
ただ暗くて残酷な猟奇殺人鬼譚になっておらず、クリミナル・マインドぽくスッキリ観終わることが出来ました。
ちょうど時代的にはポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」の事件のあたりなのかな。
続編も作れそうな予感。
美しく賢く切れ者でちょっと辛そうなんだけど優しいキム・ナムギルがお好きな方、おすすめです。
次はこちら。
「緑豆の花」
チョ・ジョンソク目当てに見始めましたこちら。
なかなか骨太の史劇。
根の深い木
六龍が飛ぶ
の脚本家さんの作品と聞き
納得がいきました。
東学党の乱
日清戦争
の時代
ですから、「あの」時代です。
後半はド反日な世界が展開。
ミスターサンシャイン並みに
辛くはあります。
が。
歴史の流れ上
日本の侵攻がクローズアップされる前に
李氏朝鮮末期の腐敗した
両班を中心にした政治や
閔氏の対外政策などにより
疲弊した民衆が立ち上がる内乱である
東学党の乱(甲午農民戦争)を主軸にストーリーが展開します。
チョ・ジョンソクが演じる ペク・イガン。
両班よりも下の身分の中人のしかも主人が
使用人に手をつけて産ませた庶子。
「あれ」と呼ばれ蔑まれ、汚れ仕事ばかり
父親に押し付けられるも犬のように従順に従い、民を暴力でねじ伏せることしか知らない男。
もうひとりの主人公ペク・イヒョン
演じるは製パン王キム・タックことユン・シユン。(懐かしい。。)
イガンと同じ父を持つも、正妻の産んだ期待の跡取り息子として大切に何不自由なく育てられたおぼっちゃま。
日本の慶應義塾に留学した経験もある
心優しい青年。イガンをヒョンと慕い、
イガンの母にも家族で唯一優しく接するいい弟。
話はこの2人を軸に進みます。
彼らの父親は中人(下級役人)として
民を騙したり脅したりして私腹を肥やす悪徳役人。お金は持っていても
両班からは蔑まれている。
コンプレックスの塊。
上昇志向が強く、イヒョンに両班から嫁を取り彼の出世と家名を上げることを画策している。
この強欲な父親が蒔いた種が2人の息子を思わぬ運命に導くことになるわけです。
イガンは革命の師チョンボンジュと出会うことで、多くの仲間に囲まれて義士として生きることになり。
イヒョンは父の画策のせいで信じていた師に裏切られ、騙され、戦場に駆り出され、地獄をみて復讐の悪魔として覚醒。
手段を選ばす、師を見返し、階級社会を壊すこと、這い上がることに全勢力を注ぎ、鬼として生きることになってしまう。
この先、詳しくは各所あらすじを読んで頂くことにして。
とにかく、疲弊した時代感が半端なくて
役人はクズ多数。
民衆はいつもボロボロ。
大国清や新興国日本からの外圧に右往左往する王室。
そんな中
人として生きるため、自ら立ち上がる民衆たちが胸熱。
そこに豪商の行商人ソン親子も絡み。
ハン・イェリ演じるソン客主とイガンの淡い恋や
イヒョンと因縁の両班の妹ミョンシムとの悲恋など。
骨太な中にもそっとラブラインで花を添えています。
とにかく、このドラマ
チョ・ジョンソクがいい!
暗く辛いストーリーなのに
彼のキャラクターに仲間も
視聴者も救われる。
ただ明るいだけじゃなくて
悲哀漂う明るさ?なんか、救いなんです。
彼の存在が。
そこをぜひ、ご堪能頂きたい。
後半は、内乱に乗じて朝鮮に押しかけてきた謎の日本語を話す武田と井上馨が活躍。相変わらずエグい描写多数。
もう仕方ない感じです。。
これに鬼になってダークサイドに堕ちてしまったイヒョンがさらに加わり殺戮の嵐。
かなり辛いので何かで中和しながらの視聴をお勧めします。
見応えあり。
面白かったです。
そして3本目
こちら。
キング・ザ・ランド
緑豆の中和剤として選びました。(笑)
びっくりするほど潔い王道ラブコメ
見どころてんこ盛りオンパレード的な作品。<br">
記憶、ただ愛する仲などで
ジュノ君をご贔屓枠にひっそり登録しておりましたので、
ジュノ君を鑑賞目的で拝見。
過去に観たいろいろなラブコメを彷彿とさせるエピソードの数々にニヤニヤ。
ジュノ君もユナちゃんも可愛く。
終始楽しかったです。
最終的には悪者はおらず。
幸せのカタチは人それぞれ。
ハッピーエンドの結末もちょっと捻りが効いてイマドキな感じでした。
緑豆との分量の関係で、すみません。
どうしても興味がわかなかったサブキャラのラブラインはかなりのかなりの駆け足で拝見。
視聴に全く問題なかったので、中心のストーリー展開にほぼ絡んでないってことですかね。。サブキャラ好きの私としては、そのあたりはちょっと残念。(飛ばしておいて申し訳ない)
正直、飛ばせないくらいのサブキャラの魅力と中心ストーリーとの絡みがある作品を次は期待したいと思います。
ジュノ君は塩顔で色気が適度にあってやっぱりいいわー。
次作も期待したいです。
そうそう。これにもチン・ソンギュ氏が。
カメオ出演?
悪の心を…を観ていたので大変嬉しかったです。チン・ソンギュ氏の活躍も期待。
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