リハビリ 『EternalSunshine 2』

今日は電車で読書と決めていたのに。
「接吻の指輪」を聞いたらやっぱり彼に会いたくなって…
携帯を開いてしまいました。(^_^;)
はは。
…というわけで。
今日は携帯からリハビリです。

『Eternal Sunshine 　２』

あとでリンクつけておきます。

久々日本に帰る揺。
相変わらずの生活感漂う面々が出迎えます。

みんな別れた経緯は知っているらしい。(←他人事)

相変わらず「神」発言のトメばあちゃんと

暢気なのか…器大きいのか不明な幸太郎。

好奇心でいっぱいの不二子さん。

そして…綾さん。

この人たち、きっと揺が彼と別れた時…何も言わなかったんだと思うんです。

そりゃあ、みんな彼が大好きだし、
揺が彼を愛していることをよく知っているわけですから、
彼と一緒にいた方がいいって思ったに決まっているけれど。

だから何も言えなかったと思うんですよ。

彼にも揺にも幸せになって欲しくて。

でもどうしてあげることも出来なくて。

この数年間、どこか心の片隅で
運命に奇跡が起こることを祈るように暮らしてきたんだろうなぁ…。

揺の性格からして他の人を選ぶことはおそらくないって思っていただろうし…。

そんな中、数年ぶりに子供を連れて帰ってきた揺を出迎えるわけです。

なんの相談もなく養子縁組をしていた彼女に綾は批判的です。

それは世間の声であり、
母の声であり、
彼女なりの心配であり、
愛なんだと思う。

何でこのような厳しい言葉を揺に掛けさせたのか…。

きっと
ちょっと現実の厳しさを匂わせたかったか…。

それともホン君とびょんほんは揺の中で全く違う存在だということを
強調したかったのかもしれないかな…。

どっちが重いとかそういうことじゃなくて。

この時の揺にとってはホン君は夢であり、
希望であり、
命であり、
全てであると。

そして。

揺は彼と別れた時に自分自身を捨てるのだと思うほど
彼を愛していたんだ…って思う。

彼と別れた喪失感はきっと想像がつかないくらいで。

日々仕事を必死にして
時間と脳みそを埋めて埋めて埋めて…。

びょんほんのぬくもりに時にすがり
映画の世界に逃避して…

何か生きる目標とか喜びとかそんなものから目を背け、
ただ必死に走っていたんだと思うんです。


周りが見えない方が幸せで
ひたすら独りでいることを望んでいるような…そんな人生。


そんな中、ホン君に出会って、
生きがいと笑顔をもらって、生き返ったのかもしれない。


彼に抱かせてあげたいのはもちろんだけど…
彼女が人一倍彼の子供を我が胸に抱き締めたかったんだと。

そう思う。

だから
出会ったホン君は最初はね、身代わりだったのかもしれない…。

でもトメばあちゃんの言葉通り
ホン君と出会ったのは神様のお引き合わせで
ホンは揺を救う運命だったのかもしれない。

揺はホン君を身代わりとして愛したわけではなく、
本当の我が子のように慈しんだのだから、
それで許されることなんじゃないかなぁ…。

そんなふうに思うんですよね・・・。