日々、走り続ける50親父だが、近郊は渋滞が多く走りにくいし、なんとなく行きたかった海やダムも制覇(?)したところで、悶々とし始めていた。ボケーとYoutubeを見ていると「奥多摩周遊~」いうのが目立つ。早速、あっちこっちのサイトをみて調べてみる。話が脱線するが、良い事態になったものだ、50親父の若いころは、もちろんネットなどない。ナビだってない、スマホもない。主な情報元は、雑誌だったり、テレビだったり、人づての情報など、とにかく、手間がかかった。50親父が供のころ、よく父親の隣(助手席)で地図を見ながら、悪戦苦闘していたものだ。さて、話を戻そう。とにかく調べてみると、初心者でも比較的楽しめそうだ。行くしかないだろう!
現地までだが、一般道で2時間半。かなり遠いが、時間もあるのでゆっくり行くことにする。府中を抜て、立川、甲州街道を西進。途中から、新奥多摩街道なる、道も走り、だんだんと空気が変わってくるのが感じられた。まずは車が少なくなってきた。そして空気もきれいというか、ひんやりしてきた。青梅なども初上陸(?)だ。テレビなどでよく見るが、のんびりした景色に自然と心拍数も下がる。
さぁ、奥多摩湖岸についた。平日ということもあり道も空いてるし、湖岸の駐車場もガラガラ。そこはダムがあったが今回は走ることをメインにしたのでダムはスルー。5分程度の休憩で出発。
湖岸を走ると、結構クネクネとカーブが続く。どこかでバイクと共に写真を撮りたい。。。
ダムの湖ってなんとなく、気味悪いのは50親父だけだろうか?不自然な感じがするからか、なんとなく怖い。まして平日で人が少なくて、天候も若干曇り気味。なんてことを感じながら走っていると、奥多摩周遊道路の入り口が。あ~、面倒で写真を撮らなかった…あっちらこちらにアップされているのでいらない、ということにしよう。
さて、今回ツーリングのメインイベントだ!
基本的に道幅も広く、カーブはそれなりにきついがカーブ出口で予想以上に曲がることはなく、走りやすい。また、センターラインにポールが立っているところも複数あり、なんとなく対向車がセンターラインオーバーしてくる可能性が低そうで安心感もある。ただし、やはりツーリングのメッカだけあり、みなさん飛ばします!バイクだけではなく、車も結構走っている。50親父はそれに張り合うほどの技量も度胸もないので、さっさと道を譲る。とにかくカーブが続く。入口から月夜見までは上りのカーブなのでさらに走りやすく、いい練習になる。徐々にバイクを傾ける角度をつけて走り、否応なしにテンションはMAX!
月夜見の山頂(第一駐車場)で再び休憩。
景色も最高だが、ふと看板を見ると(これも写真撮り忘れ)、「事故るなよ救急車呼んで病院には最低でも2時間かかるからな!」、という趣旨が。。。そりゃそうだろね。。。無邪気なテンションを引き締めるには十分な看板である。
さて、そのまま山を通り抜けて山梨方面へ抜けることにした。もう、立派なツーリングだ。今度は下りのカーブが多くなる。そのうえ、山梨に入ったあたりから路面が若干荒れ始めた。さぁ、事故って2時間というのは怖い、ということで安全運転継続。夕方に近づき気温を下がり始めてきた。時折通過するトンネルは、冷蔵庫のように寒い。
上野原に出て中央道で帰ることを決め、市街地へ。人がいる、車が走る、コンビニや商店がある。山道でなんとなく心細さがあったのだろう、ほっと一息。そのまま中央道へ進入して、さぁ高速走行!ひえぇ~、こわ~い。そう、まだまだ高速走行(80km)は怖いんです…ゆっくり目の車の後をドキドキしながら追走。バイクは安定した走行を続けており、不安定なものは50親父のマインド…八王子を通過して、国立府中でおり、一路自宅へ。
長い(?)一日が終わりをつげ、その晩のお酒はまさに五臓六腑に染み渡るうまさだった。
ライダー道、やっと本線を走り始めた!