いよいよ、50親父は「旅」に出ることを決めた。
旅の定義は色々あるだろう。「旅行」とは違う、単純な「ツーリング」でもない。もちろん「ツアー」って感じではない。あくまでも「旅」だ。ほかの言い方とは違う、「思い」があるだろう。派生して「旅情」なんて言葉もあうかもしれない。勝手な解釈でいえば「旅」の定義は次の通りで考えている。
①基本的には一人であることが重要。「一人旅」とは言うが「二人旅」とは言わない。「旅は道連れ世は情け」とはいうが基本は一人だ。意中の相手と一緒などはもっての外。「旅」とは物悲しくありたい。
②何か悩みがあるとか、深く考えることがある方がいい。あっけらかんとしてはいけない。山を見て、海を見て、川を見て、何かを感じたい。絶景を見て「おーきれい!」は旅行でどうぞ、だ。「旅」なら、「山がそこにある、俺は何をどうしたらいいんだ…」と思い悩みたい。
③泊りは必須で、できれば一週間以上の泊りとしたい。日帰りはご法度であるが、一泊二日ではなんともせわしない。思い悩む暇もないではないか。それに一泊程度じゃさみしさがない。ということで、比較的中長期の日程にしたい。
もっとたくさんあるのだが、50親父のオヤジ感が爆発するのでこの辺でやめておこう。
さて、その旅にふさわしいのはどこなのか?これは議論の余地があるだろう、そこは否定しない。50親父は、バイクで旅といえば、「北海道」と考える。①の一人旅にふさわしく、移動距離も長い。50親父は卒業「旅行」で同級生ら4人で北海道に行ったのだが、まぁ悲惨だった。移動が長いから、段々と会話がなくなる。夜はどんちゃん騒ぎ、昼は単調な道、ドライバは眠いのに周りは爆睡、そりゃけんかになるわね。。。つまり、北海道には一人旅が似合う。続いて、②。ひろーい、ながーい、道を走っていれば景色をきょろきょろもそのうち飽きる。そうすると、「考え」たり、「悩ん」だり、するのである。最後に③。関東から遠いので必然的に一泊二日なんて無理(やればできるが本質的に違う)。往復だけで2日間は必要だし、道内の行程次第で、何日でも「旅」はできる。
ほかの地でも、条件に合うところは数多くあるだろう。ただ、夏(実際には9月)だと、涼しさを求めて北を目指したい。さらにどうせ行くなら北海道。暇があれば日本一周なんてつわものの旅もよいだろうが、50親父はそんなに休めない。ということで最大限の距離と日程で、旅の最低条件を満たす北海道に決めた。
そーんな感じで北海道行、行程はまた次回(笑)
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