うろこ雲
〜以下 HPより〜
うころ雲は、巻積雲の別名です。
巻積雲は、白くて非常に小さな雲が沢山集まって出来ている雲です。
その見た目が魚の鱗のように見えることから、うろこ雲、いわし雲、さば雲等の別名が付きました。
日本では、特に秋に良く見られます。
うろこ雲を見ると、何となく秋の気配を感じますよね。
秋の季語として、短歌や俳句にも読まれています。
何故秋に多くみられるかというと、うろこ雲が出来るメカニズムに秘密があります。
秋ごろになると、空が晴れていても朝晩が急に冷え込んで寒くなることがありますよね。
寒くなった時には、放射冷却現象が起きています。
放射冷却現象とは、地面が熱を放射することで、温度が一気に下がる現象です。
こうして出来た大きな寒暖差によってうろこ雲が作られています。
うろこ雲が目立ち始めるということは、気温が下がってきているという合図です。
夜明けの空