今日は、必勝祈願のパワースポットとしての
名古屋市昭和区、御器所八幡宮の話題…。
以前のブログ記事の続きです。
御器所八幡宮と言えば、私にとっては
93歳で関ヶ原の戦いに参戦した戦国武将
”大嶋雲八のゆかりの神社”です。
でも地元の人たちは、「大嶋雲八なんて
知らない…。御器所八幡宮と言えば、
何といっても受験、就活、資格取得の
”必勝祈願のパワースポット”なんです。」
…と言っているようですね。
境内にある、受験合格の神さま天満宮が
よ~くお願いを聞いて下さると評判です。
地元に住んでいる方に聞いた話です。
「受験シーズンに参拝したら、社務所で分けて
いただける”合格箸”、ぜひゲットしましょう。」
「受験日になったら、このお箸を使って朝食を
いただきましょう。神社の不思議なパワーで
落ち着いて受験に臨むことができますよ。
お陰で合格された方の話をよく聞きます。」
そういえばその方の息子さんも…、
超難関大学、現役合格でしたね~。
御器所八幡宮、実は”受験合格”から
”縁結び”まで何でもアリの神社です。
境内には縁結び祈願スポットもあります。
恋愛、結婚以外にも、”必要な人との縁”を
結んで下さる神さまがおいでとのこと…。
そして、注目したいのが”白竜社”です。
加藤清正が難航していた名古屋城の築城
完成を祈願したお社と伝えられています。
清正さんほどの築城の名手でも、
名古屋城は思うようにはかどらなかった…。
そこで夢に現れた白竜さんを祀ったところ、
お城を無事完成することができたそうです。
この神さま、ちょっと無理目のお願いも、
聞き届けて下さるかもしれません。
入所するまで100人待ちといわれる特養
介護施設にすんなり入所できた話も…!
独居老人さんに、神さまが手を差し伸べて
くださったかもしれないですね。
自分で石占いのできる”おもかる石”も
置かれています。あ…、占っている人も
いますね。結果は微妙だったのかな…?
さて戦国時代、織田信長の家臣団のうち、
長い間、トップの座にいた佐久間信盛は、
桶狭間の戦いでは、ここから出陣しました。
八幡宮は、今川義元の大軍を破った
桶狭間の戦いで、信長を勝利に導いた
パワースポットとして知られています。
また、徳川家康が小牧長久手の戦いの時、
ここで必勝祈願をしたことも知られています。
家康、戦上手の秀吉相手に、互角に戦って
後に両軍講和して、引き分けとなりました。
93歳で関ヶ原の戦いに参戦した大嶋雲八は
関ヶ原の戦いに勝利した後、家康の命で
八幡宮の社殿と神宮寺を修復しています。
時期的に見て、関ヶ原の戦い、勝利のお礼の
意味での修復だったと思われます。
桶狭間の戦い、小牧長久手の戦い、
関ヶ原の戦いを勝利に導いた神社…。
織田信長、佐久間信盛、徳川家康、
加藤清正、そして大嶋雲八…!
数々の戦国武将の活躍をサポートした
必勝祈願のパワースポット神社です。
境内には”必勝鈴鉾”もあります。
これを振って、祈願しましょう…!
地元の方が熱心に参拝されています。
御器所八幡宮参拝の翌日、尾張の国一宮
として知られる真清田神社も参拝しました。
真清田神社を楼門を出てすぐのところに
いかにも昭和な感じの”渋ビル”発見…!
このビルの1階と2階が、カフェ&レストラン。
今、話題の”昭和レトロカフェ”でした。
昭和7年創業、この建物になって60年の
”大関屋”というカフェ&レストランです。
昭和レトロな照明、レトロなショーケース…。
かき氷、ホットケーキ、メニューのサンプルも
時代を感じます。かえってそれが新鮮な感じ。
お店の方の話では、60年前の昭和40年代と
お店の雰囲気はあまり変わっていないとか…。
さて、朝は飲み物を注文すると、日替わりの
モーニングサービスが付いてきます。
この日はホットドックにあつあつゆで卵、
ミニサイズのフルーツコンポートでした。
お店の雰囲気だけでなく、お値段も
”昭和のまま(?)”なのは有難いです。
この大関屋さん、看板メニューはオムライスと
鉄板ナポリタンスパゲッティだそうです。
きっとどこか懐かしい”昭和な感じ”でしょうね。
また真清田神社参拝の時、立ち寄りたいです。