元リンパ腫患者の日常

リンパ腫関連 と 日々の暮らしを書いていきます。

Cartier No.7 「9歳の私が6クール目を終えるまで」

2021-08-05 08:06:00 | 未分化大細胞型リンパ腫体験談
ここまで来ると途中からでは 理解が難しくなってくると思います(@_@;)


Cartier No.1から読んでいただけるとここまでの状況が分かると思いますので宜しくお願い致します。


ついに 6クール目まてま来ました。

完全に見も心もボロボロです。

治療が始まり 全く目も開けたくありません。 吐き気も凄く 体も思うように動きません。
筋力も体力も落ち 体が鎧を着ているかのように重かったのを覚えています。
(鎧を着たことはありませんが。)

治療を始めて3日目 いつものように抗がん剤投与が始まります。
投与が始まり....数十秒でしょうか?
呼吸ができません。
目を瞑っていましたが 目を開けました。

ですが 一瞬で真っ暗になりました。
そのあと 目の前が真っ白になりました。
次の瞬間 病院の天井が見えました。
と同時に今まで体験したことのない頭痛に襲われました。
生まれて初めてのブラックアウトです。

原因は 抗がん剤による
アナキラフィシーショックです。
その抗がん剤の名は
「ロイナーゼ」←一生絶対に忘れません。


抗がん剤投与の当日担当でもあり
プライマリー(担当看護師さん)でもあった看護師さんの 迅速 適切な処置 対応によりなんとかこの世に還ってきました。
本当に感謝しています。

落ち着いてから
聞いたのですが
看護師になって初めての
担当(プライマリー)が私で

そして初めてのアナキラフィシー。

母から聞きましたが
初めてとは思えない対応で(対応処置中は初めてとは知らず)
お見舞いに来てくれていた 母や親戚を心配しないようにそちらのケアもしていたそうです。

もし
その看護師さんでなければ
私はこの世には
いなかったかもしれません。

三途の川やらなんやら言ってますが
そんなん無かったですよ。
まぁ 心配停止はしてないからかもしれませんが。

そんなこんなで
3日目に死にかけても治療は続きました。

6クール目 終了です。
次で最後に....最後です。



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