
今週はこいつ以外に何があろうか!まさかの殿堂入り発覚により、一躍時の人ならぬ時のカードとなったこの一枚!!
《ビックリ・イリュージョン》
UC 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
種族をひとつ選ぶ。このターンの終わりまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、その種族を追加する。 (DuelMastarsWikiより)
長いDMの歴史の中で、今までに膨大な種類のカードが登場している。その中でも、特に強力だと認められたカードに与えられる称号が『殿堂入り』である。これに認定されたカードはデッキに一枚しか入れることができなくなるのだ。
単純なスペックが高すぎるカード、特定のコンボで使用するとあまりに強力なものなど、様々なカードがこれまでに殿堂入りを果たしてきたのだが、「単体のスペックが別段高いわけでもなく、環境で全くといっていいほど採用されていなかったカード」がこれに選ばれるというのはおそらく初めてではないだろうか。
そこで、一つ考えられる可能性としては、単体のスペックではなく、コンボパーツとしての危険性だ。現在、登場しているカードではこのカードを使用した、環境を染め上げるほどの威力を持ったカードというのは存在していない。つまり、「これから登場するカードとのコンボ」が強力なのではないか?ということだ。
過去にも、未発売エキスパンションを視野に入れた殿堂入りというのは行われている。最近の例でいうと、スパゲ、カラダンなどが当てはまるだろうか。前者はその後発売される覚醒編の目玉「サイキック・クリーチャー」に対するあまりに上質な除去ゆえに(直前の環境トップである、青単速攻でも採用されていたので必ずしもそれだけではないだろう)。後者はE1で登場したエイリアンの固有能力「スペース・チャージ」とのコンボ性を危惧されての殿堂入りだったと言われている。
そこからさらに話を進めよう。今回のE2シリーズのテーマは『種族デッキ』だ。DRでは『10種族デッキバトル』なる、ゴリゴリの種族推しイベントまで開催されている。これから先のエキスパンションで、種族デッキがより強化されていくのは明白だろう。そして、このビックリ・イリュージョンもまた、種族に関する効果を持つカードである。
ここから先は推量に頼った話になる。ビックリ・イリュージョンを唱えた後のフィールドというのは、本来ならばらばらな種族のクリーチャー達が全てお揃いの種族になるという特殊な状況になる。今までならここでダイナモやG-0でコンボを狙っていたが、面白いが強力というには少し無理のあるものであった。しかし、「これから登場するであろう未知のカード」により、そのようなフィールドは危険なにおいに満ちた状況になるということだ。
おそらく、フィールドに存在する特定の種族を強力にサポートするカード、あるいは特定の種族の枚数を参照する強力なカードが登場するだろう。今までに登場したコミューン呪文やG-0などより、危険で強力なシステムと考えるべきだろう。少なくとも、ビックリ・イリュージョンを登場前に殿堂入りさせてしまう程度にはパワーはあるはずだ。逆に考えるならば、ビックリ・イリュージョンがあることによって、危険になりすぎるシステムと考えられる。
そこまで考えると、単なる種族サポートとは考えにくい。たとえば、それこそペトローバのような性質の強化ならば、素直にその種族のモンスターを並べる方が手っ取り早く、確実である。ビックリ・イリュージョンを使う意義がある状況というのは、そのような通常の手段ではなかなか条件をクリアできない、特殊な状況を作り出すことにある。今までの事例で言うなら、横には並べ辛いデーモン・コマンドを出す代わりにこのカードを使用し、デュランザメスのG-0条件を満たしたりなどが当てはまる。
E2の目玉種族の中で、もっとも横に並べ辛い種族というと、やはり重量級の顔ぶれがそろうゼニスだろう。場のゼニスの枚数が重要になる、強力なカードが登場するかもしれない。たとえばそれこそ、G-0で召喚できる、エターナルΩを持つゼニスが登場したりしたらなかなかに強力であろう。
ここまでざっと戯言を書きなぐったが、ある意味で一番大事なのは『一枚は使用できる』ということだ。
今のうちに入手しておかないと、後悔するかもしれない。
《ビックリ・イリュージョン》
UC 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
種族をひとつ選ぶ。このターンの終わりまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、その種族を追加する。 (DuelMastarsWikiより)
長いDMの歴史の中で、今までに膨大な種類のカードが登場している。その中でも、特に強力だと認められたカードに与えられる称号が『殿堂入り』である。これに認定されたカードはデッキに一枚しか入れることができなくなるのだ。
単純なスペックが高すぎるカード、特定のコンボで使用するとあまりに強力なものなど、様々なカードがこれまでに殿堂入りを果たしてきたのだが、「単体のスペックが別段高いわけでもなく、環境で全くといっていいほど採用されていなかったカード」がこれに選ばれるというのはおそらく初めてではないだろうか。
そこで、一つ考えられる可能性としては、単体のスペックではなく、コンボパーツとしての危険性だ。現在、登場しているカードではこのカードを使用した、環境を染め上げるほどの威力を持ったカードというのは存在していない。つまり、「これから登場するカードとのコンボ」が強力なのではないか?ということだ。
過去にも、未発売エキスパンションを視野に入れた殿堂入りというのは行われている。最近の例でいうと、スパゲ、カラダンなどが当てはまるだろうか。前者はその後発売される覚醒編の目玉「サイキック・クリーチャー」に対するあまりに上質な除去ゆえに(直前の環境トップである、青単速攻でも採用されていたので必ずしもそれだけではないだろう)。後者はE1で登場したエイリアンの固有能力「スペース・チャージ」とのコンボ性を危惧されての殿堂入りだったと言われている。
そこからさらに話を進めよう。今回のE2シリーズのテーマは『種族デッキ』だ。DRでは『10種族デッキバトル』なる、ゴリゴリの種族推しイベントまで開催されている。これから先のエキスパンションで、種族デッキがより強化されていくのは明白だろう。そして、このビックリ・イリュージョンもまた、種族に関する効果を持つカードである。
ここから先は推量に頼った話になる。ビックリ・イリュージョンを唱えた後のフィールドというのは、本来ならばらばらな種族のクリーチャー達が全てお揃いの種族になるという特殊な状況になる。今までならここでダイナモやG-0でコンボを狙っていたが、面白いが強力というには少し無理のあるものであった。しかし、「これから登場するであろう未知のカード」により、そのようなフィールドは危険なにおいに満ちた状況になるということだ。
おそらく、フィールドに存在する特定の種族を強力にサポートするカード、あるいは特定の種族の枚数を参照する強力なカードが登場するだろう。今までに登場したコミューン呪文やG-0などより、危険で強力なシステムと考えるべきだろう。少なくとも、ビックリ・イリュージョンを登場前に殿堂入りさせてしまう程度にはパワーはあるはずだ。逆に考えるならば、ビックリ・イリュージョンがあることによって、危険になりすぎるシステムと考えられる。
そこまで考えると、単なる種族サポートとは考えにくい。たとえば、それこそペトローバのような性質の強化ならば、素直にその種族のモンスターを並べる方が手っ取り早く、確実である。ビックリ・イリュージョンを使う意義がある状況というのは、そのような通常の手段ではなかなか条件をクリアできない、特殊な状況を作り出すことにある。今までの事例で言うなら、横には並べ辛いデーモン・コマンドを出す代わりにこのカードを使用し、デュランザメスのG-0条件を満たしたりなどが当てはまる。
E2の目玉種族の中で、もっとも横に並べ辛い種族というと、やはり重量級の顔ぶれがそろうゼニスだろう。場のゼニスの枚数が重要になる、強力なカードが登場するかもしれない。たとえばそれこそ、G-0で召喚できる、エターナルΩを持つゼニスが登場したりしたらなかなかに強力であろう。
ここまでざっと戯言を書きなぐったが、ある意味で一番大事なのは『一枚は使用できる』ということだ。
今のうちに入手しておかないと、後悔するかもしれない。