今日も良い天気。
波は穏やかで追手の風が程よく吹いている。出岸はイージーだった。
苦手意識のあるジャイブを練習がてらに細かくやって沖合まで出た。遠くに富士山が見える。
葉山マリーナからやってきた30~40ftくらいのクルーザーがメインセイルの機帆走で追い抜いていった。
彼らはジブを上げるとエンジンを切った。
ちょうど進路が同じ。もしかしたら追いつけるかしら?まさかね。
しばらく同じ進路をとっているとクルーザーと距離が近づいている。なぜ?
彼らのトリムは明らかにあっていない、、、
さらに同じ進路を取り続けると彼らに追いつき並走。
互いに笑顔で手を降って、その後追い抜いた。
さて今日はどこまで南下しようかしら?
湘南サニーサイドマリーナの脇にある芦名の砂浜に上陸しよう。
手前に定置網があったり、テトラポッドの間を通り抜けたり、帆走だとちょっと難しい。
いや、難しいからやってみたい。
実際にやってみると向かい風の入港で、風が弱まったりシフトしたりで難しかった。
今日は平日だったので船の出入りがなくてよかった。
無事に着岸。小さな砂浜でランチを食べた。穏やかで本当にいい感じ。
帰りの出岸、出港は追い風なのでイージーかなと思っていたが風は無風。
港の中でプカプカと漂うばかり、、、さてどうしたものか。
これはパドルの出番だ。 念のためいつも準備している。準備しておいて良かった!
ディンギーでのパドルの使い方。情報はないので自己流だ。
①艇の中央に膝足で立つ。
②ティラーの先端をお尻で押さえて進路をコントロール
③パドルを漕ぐ
パドルを片方だけで漕ぐと同じ場所をぐるぐると回ってしまうのでティラーでカウンターを当てる。
例えば左舷側だけで漕ぐとしたら、ティラーをわずかに右側にずれるようにお尻で押さえると良い。
なんとか出港できた。
出港すると微風ではあるが風があって良かった。真追手の風を観音開きのランニングで帆走。
時間はかかったがなんとか日暮れ前に帰航できた。