つぎに訪ねたのは日本水路協会のブース。
細々と冊子をいただいてきたのだけれど、航海用海図の入門書は
読み物として面白いし役に立つ。
良かったと思ったのは、海図の水深はどこを基準に測っているのか?
そう聞かれるとちょっと困ってしまう。海面は潮の満ち引きで常に変化しているのだから。
答えは最も潮の引いた干潮の時の水面が最低水面で、これが水深の基準面らしい。
船が座礁してしまうと困るので最低水面を基準に水深を示しているそうだ。
基準は航海上の安全を考えて決めているそうで、橋の高さは最高水面からの
高さを基準にしているそうだ。
なんだか小型船舶免許のときに覚えたような気もするが、機械的に覚えるよりも経緯を
聞いて覚えるほうが身になるなあ。
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