先日の台風19号は日本列島、特に東日本に大きな爪痕を残し残念ながら各地で大きな被害が出ました。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
ニュースでも報じられてる通り、長野県にある新幹線車両センターでは北陸新幹線用のE7系(JR東日本)とW7系(JR西日本)の車両、10編成が冠水して使用出来なくなりました。
北陸新幹線で運用されている1/3の編成になるため、北陸新幹線は東京〜長野間の折り返し運転に加え減便されています。
(10月17日現在)
◯被災を免れた車両は頑張ってます。
北陸新幹線は電源周波数の関係でE7系(W7系)しか走行する事ができない区間なので他の線区から車両を補う事は出来ません。
では、どうするか?
これはあくまでも筆者の予想ですが。
現在上越新幹線の車両を置き換えるために新造されたE7系車両が上越新幹線「とき」「たにがわ」として運用されている編成があります。
◯上越用はピンクのラインと「とき」の羽をイメージしたシンボルマークがアクセント
この編成を北陸新幹線に転用して不足分に充当。また、現在車両メーカーで製造中の上越向け新造E7系も一旦は北陸新幹線にて運用し、不足分を補う事が予想されます。
置き換えを予定していた上越新幹線は当面、現行のE4系MAXやE2系の運用を継続、もし車両が不足すれば東北新幹線からE2系を転用させ、東北新幹線で不足したE2系の運用はE5系で運用する事も考えられます。
それでも被災した車両を満足に補う事は当面難しいと思われます。
水に浸かって動けない仲間の分も、頑張れE7系!!
追記)
不通になっている区間が10月25日に運転再開される事により、東京〜金沢間全線での運行再開が決定。当面は特別ダイヤでの運転となりますが、金沢行き「かがやき」「はくたか」は8〜9割の本数が確保されるとの発表がありました。
電車も車と同じように冠水したらだめなんですね~
どれもなかなかのカラフルな色してますね~
こうしてみると新幹線は美しい形してますね~
新幹線って一口で言っても、それぞれ制約などが有り、使える車両が変わるのですネ。北陸新幹線では特に制約が厳しいからダメージが大きいのですね。ヘェ〜!
被害の割には早い全線運転再開ですネ。背伸びしない安全運転でお願いします。
今回の洪水で一番ビックリしたのが
この車両浸水でした。
車両基地建設する時にどこまで
このような事態を考慮したのか。
車両だけの損害額が言われていますが
減便等々考えると周辺損害は莫大な金額。
25日から直通運転再開されるのは
とりあえず良かったです。
車両のやりくりが色々大変のようですね。
ANA、JALも北陸へ増便や機体の大型化で
輸送能力上げるようですし
金沢等の観光地も良かったですね。
最近の車両は走行用モーターに加えてインバータや客室のエアコンも車体の下に取付されてますから、それらの電気・電子パーツが冠水すると致命傷なんでしょうね。
東日本を走る新幹線はその線区の特色というか事情にあわせて色んなバリエーションがあり、趣味的には楽しめますが北陸・上越系統の車両共通化はまた少し延期になりそうです。
東日本の新幹線は線区の事情に車両側が合わせる対応をしてます。
北陸新幹線は路線の電源サイクル、50ヘルツと60ヘルツの切り替えを車両側で対応するのと、群馬県と長野県県境にある急勾配を通過するのに必要な機能が東北新幹線車両には無いので転用できない理由です。
10月25日に全線で運転再開され、約8割の本数維持ですから関係者の努力には頭が下がります。
私もニュースで最初見た時はホントにビックリしました。
しかも、水が引いた後のニュースでは一編成がクネって先頭車の位置も他の編成とはズレている。多分、あの重たい車両が浮いたのでは?と、またまた驚きです。
整備新幹線は昭和40年代後半に計画されたと記憶してますが、その時はこんな災害起きるとは想像してなかったんでしょうかね?
確かに最近の気候が異常過ぎるとは思いますが、、、。