組長のおさんぽ
東京レポート 第11弾
いつもは”陸”を走ってる組長ですが、今回は ”空” がお題です。
では、組長のレポートをご覧ください。
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TVニュースで世界でただ一機飛行ができる「ゼロ戦」が見られることを知り所沢まで行きました。
東京都内から外れた散歩は高尾山以来となります。
住んでいる大井町からりんかい線、埼京線で新宿から所沢の次の駅航空公園まで約45分の旅ですが、まだまだ知らないとこが多い東京。
住んでいる大井町からりんかい線、埼京線で新宿から所沢の次の駅航空公園まで約45分の旅ですが、まだまだ知らないとこが多い東京。
新宿で簡単に西部新宿線に乗り換えられると考えたのが失敗
捜せども西部新宿駅が見つけられず、歌舞伎町などもうろうろ
結局1時間ほど新宿界隈をぶらぶらして、西部新宿駅の端をやっと見つけて、本川越行きの普通に乗ったは良いが、到着時間が1時間以上も掛かるとのことを車内で聞き、途中で急行に乗換えて時間短縮し航空公園に到着
駅も航空公園らしくデザインされてます
時計の短針、長針は回転軸から両側に同じ長さの針。
飛行機のプロペラの形を取り入れた時計です。
飛行機のプロペラの形を取り入れた時計です。
駅前の飛行機のモニュメント。
紙飛行機が大空高く舞い上がるイメージです
駅前にある噴水には、スペースシャトルが飛び立つ形のモニュメント
なんとその次には、YS11の実物がありました。
今は全ての航空ラインから引退した飛行機です。
戦後日本は飛行機の設計製造が規制されていましたが、その制限解除となって日本の航空設計技術を集めて設計された飛行機です。
航空公園記念館への案内板にしたがって公園内の歩道を進みます。
この道の右側はサッカー場があり、道の正面向こうには、テニスコートがある公園です。
園内は自由に入ることができ、散歩、ランイング、読書、スケボー、写真のように中国獅子舞を楽しんでいる方々がおられます。
園内にも大きな飛行機が置かれております。
台北桃園国際空港の飛行機記念館に置いてある飛行機に比べて整備状態、概観がとてもよく、燃料をいれてば、すぐ飛び立ちそうな綺麗な飛行機です。
この建屋が、所沢航空発祥記念館です。
形は飛行機格納庫を思わせるかまぼこ屋根です。
今日は、特別展示の世界でただ一機の飛行できる「ゼロ戦」が目玉です。
映画もやってます。今日は、「エアレーサー」です。
これもしっかり見させていただきました。
もちろん、写真撮影、録音、ビディオ撮影禁止ですので、紹介できませんが飛行機コクピットからの撮影画面では、自分が飛行機を操縦しているかのごとく、地上、空がくるくる回る。
エアレーサー競技では、60年以上前の太平洋戦争当時のアメリカ軍戦闘機をレストアされ、現在の強力エンジンを積んでの飛行機レースです。
もちろん、写真撮影、録音、ビディオ撮影禁止ですので、紹介できませんが飛行機コクピットからの撮影画面では、自分が飛行機を操縦しているかのごとく、地上、空がくるくる回る。
エアレーサー競技では、60年以上前の太平洋戦争当時のアメリカ軍戦闘機をレストアされ、現在の強力エンジンを積んでの飛行機レースです。
こちらは、建屋内展示の飛行機でなく、建物ガラスに屋外展示の飛行機が写っているのです。
記念館に入るとライト兄弟の飛行機(レプリカ)が飛んでいるように天井から吊り下げられています。
今日は、映画鑑賞、常設展示、特別「ゼロ戦」展示全てを見られるチケットでの入館です。
年齢優待は、残念ながら65歳からでした。もう少しです。
ノースアメリカンT-G6という飛行機。
自衛隊のパイロット養成に使われた飛行機です。
自衛隊のパイロット養成に使われた飛行機です。
上には天井から吊り下げられた飛行機群。
吊り下げられた飛行機の下には バートル V-44A
自衛隊が使用していたヘリコプターですが、タンデムローターでお尻が少し跳ね上がった独特の形をしています。
同機ヘリコプターの車輪。
同機コクピット、残念ながらシートには座れませんでした。
同機搭載の空冷星型9気筒エンジン。
空冷フィンが綺麗です
空冷フィンが綺麗です
こちらはセスナのコクピット。
足元左右にペタルがあるのですが、右を踏み込むと垂直尾翼にあるラダーが動きます。
足元左右にペタルがあるのですが、右を踏み込むと垂直尾翼にあるラダーが動きます。
スバルで有名な富士重工業の「富士T-1B」という国産ジェット練習機です。自衛隊が所有、使用していたものです。
可変ピッチプロペラの可変部分です。
航空記念館のエレベータ扉。 粋ですね。
二階には、飛行機、ヘリコプターのフライトシュミレーターがあり、誰でも操縦ができます。
歳も忘れて並んでいました。
ヘリコプターのシュミレーターでしたが、まったく解からず地上を見たり、空を見たりの繰り返しでした。
歳も忘れて並んでいました。
ヘリコプターのシュミレーターでしたが、まったく解からず地上を見たり、空を見たりの繰り返しでした。
特別展示の「ゼロ戦」
太平洋戦争時代、世界の戦闘機のNo.1性能をもっていた戦闘機です。
太平洋戦争時代、世界の戦闘機のNo.1性能をもっていた戦闘機です。
プラモデルでした見たことのない「ゼロ戦」でしたが、現物に感動でした。
形は前出の黄色いノースアメリカン製プロペラ機と比べてみても、すごくスピード感がある形です。
今日は屋内展示でしたが、アメリカから部品状態で送られ、ここ所沢で再組み立てされて、駐車場でエンジン始動と地上走行の動態確認が行われました。
こちらは20mm機関砲。
20mm機関砲の銃弾です。
かなりピッチのあるプロペラです。
エンジンは空冷星型栄エンジン。
エンジンフィンは綺麗です。
エンジンフィンは綺麗です。
設計に苦労された引き込み式車輪。
漢数字見えますか?
三つの☆マーク。
アメリカでのレストアが当時の状態全てをレストアされたのであれば、このゼロファイターはアメリカ機を3機落としたことです。
アメリカでのレストアが当時の状態全てをレストアされたのであれば、このゼロファイターはアメリカ機を3機落としたことです。
ゼロ戦の感動を持ちながら記念館を後にして、公園内をぶらぶら。
芝生が多く、ほんとに家族連れが自由に遊びに来られる公園です。
公園内には日本庭園もあり、茶室もあります。
この看板を見てなるほど・・・
公園が広い理由が判りました。
100年前のこの場所は所沢飛行場だったのです。中央のフラット部分が滑走路でした。
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いかがでしたか?
飛行機ファンにとってはたまらない場所ですね。こういう施設は維持・管理が大変だと思いますが末永く展示して欲しいと思います。
空冷エンジンフィンの機能美は必要にして生まれたデザインですね。バイクのエンジンは水冷化が進み魅せるエンジン造形ではなくなってしまったので少し残念です。
その点CB-Fのエンジン美は天下一品です