晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

第78回 石龕寺紅葉と播州ラーメンツーリング

2019-12-04 | ツーリング

2019.11.16

急に涼しいから寒い季節になり、北海道からは雪の便りが聞かれるようになりました。

足早に立ち去ろうとしている秋を愛でにツーリングにお出かけしましょう。

今回のコースはこちら。

丹波紅葉名所10選に選ばれている石龕寺を訪問します。

むつかしい漢字ですね。 せきがんじ(石龕寺)と読んでください。

当日お天気は晴れ。 但し、12月並みの朝の気温となりました。

5時30分に起きて自宅出発は日の出前の6時20分。

吐く息白く、完全防寒の冬装備で出発です。

国道9号線を亀岡方向に走り、集合地点に行く途中組長に追いつき、7:00に集合場所に到着。

すでにAWさんは到着しており、若い女性ライダーさんとお話しされてました。

その女性もここが待ち合わせ場所らしく、鳥取にキャンプツーリングされるとのこと。

どんどんバイクに乗って楽しい旅をしてくださいませ。

今日のメンバーは5名。

京都からの出発は4名です。

皆さんのペースならバラけることもなくまとまって走れるでしょうが、気温低いのでペース抑え目で参りましょう。

 

7:15 ほぼ定刻出発。

毎度のことですが、走って5分と経たないうちに霧に突入します。

 

亀岡市内からR372(デカンショ街道)途中までは、雲の中を走行です。

同じ霧でも今日の霧は粒が細かい。

季節により雨粒を浴びるような霧もあれば、今日のように粉粒のような霧もあります。

R372を走って約1時間。

ナビがコンビニ到着と告げたので皆さんをお連れしたのですが…。

ちがう! ここじゃない!! もう一つ先だった!!!

先で待ってるHAさんに連絡入れてすぐに出発。

MAの思い違いで、違うコンビニをナビにインプットしてました。

 

8:25 HAさんのお出迎えを受けて集合場所のコンビニに到着

今日はこの5名でツーリングです。

まずはお手洗いを拝借し、100円コーヒーを飲みながら暖を取ります。

ここまでの道中で指先はカチカチ。

信号待ちのたびにヘッドカバーに手を当てて温めてました。

休憩中はグローブをこのように温めておくのも空冷エンジンならでわ。

HAさんのNinja1000はグリップヒータ+ハンドルカバーでポカポカらしいです。

冬用の厚手グローブしなくていいので操作も楽でしょうね。

コーヒーで温まってる頃、出発地点でお連れを待っていた彼女たちの一団が通り過ぎました。

あちらも5台。 鳥取まで気を付けて行ってらっしゃいませ!

 

8:50 10分遅れで出発です。

国道から県道に逸れてK77を西に走ります。

この県道大好きです。

道の両脇がのどかで飛ばそうという感じにさせないところが良いです。

石龕寺まではほぼこの国道1本で行けます。

分岐はわかりにくいですが、きちんとナビ設定しておけば大丈夫です。

交差点から先に延びる道もきれいで、石龕寺紅葉ののぼりが多数立っています。

 

ほぼお寺の入り口まできれいな2車線。 観光バスとの離合も大丈夫です。

実は、今日限定でこのツーリング計画をたてました。

明日の日曜日は境内を使った もみじ祭り が開催され、2000人以上の訪問客があるので乗り入れができないのです。

ここ目当ての観光客は明日来るはずで、前日は空いているだろうと勝手に判断して決めました。

早朝でもあり予想的中で人影はまばら。

イベント前なので四輪は下の特設無料駐車場に入れますが我々はスルスルっと上がってこれました。

山門前の駐車場は貸し切り状態で落ち葉と傾斜に注意しながら停めました。

晴れて気温もゆっくり上がってきてベスト着用だけで大丈夫なほどでした

散らばる前にお約束の記念写真。

山門にある木造の金剛力士立像(国の重要文化財) 立派な顔つきされてます。

この表現力はどこから生まれてくるんでしょう。

バランスも風格も素晴らしい!

1242年生まれの満777歳です。

では境内に入りましょう。

基本的に無料ですが、このシーズンは300円が必要です。

でも、まだ払ってないなぁ~。

そうか、無料四輪駐車場横にあったテントで徴収だったのかな?

駐車場に続く参道から、もみじが程よく色づき、木漏れ日に照らされると色づきが一層映えました。

明日の用意をされている氏子さんに教えていただいたのは、台風で大木が倒れお堂を直撃したので、修復するのに諭吉が2000人。

正面から見てきれいに見えることろが修復箇所で、後ろは難を逃れたのでオリジナル。

屋根もあいてお堂の中の弁財天もどぼ濡れになったとか。

お祭りでワイワイ騒ぐのも楽しいですが、嵐の前の静けさを嗜むのも良いものです。

澄んだ空気を吸ってると心も落ち着く。

奥の院の紅葉も奇麗だよと氏子さんに教えていただきましたが、山道800m(約20分)と標識を見た瞬間…。

パス!

決断早く、無理をしない方針に収まりました。

社務所に出向き御朱印をいただくと、もみじ祭りは今年で終わりですとポスターが。

武者行列の大々的なお祭りは担い手の高齢化などで負担が増し、 地元主体の開催は今回で最後今年が見納めで、次年からはお寺が規模を縮小して続くそうです。

社務所横にある何でもない水琴窟(すいきんくつ) 予習していないと見逃してしまうところです。

水滴が筒に当たり、石鉢に共鳴してキンキンと鳴るそうです。

普通に耳をすましても聞こえません。

AWさんのように置いてある竹筒を石にあてて聞き取るのです。

水滴が落ちると、澄み切った音が竹筒の中を通って聞こえます。

当初からこれが目的で作られたのでしょうかね?

心を落ち着かせてくれるので、しばらく聞いていたい感じでした。

舗装路の車道を歩いて駐車場に戻ります。

 

なんやら軽四トラックが数台上がってきました。

明日の準備をされるのでしょう。

邪魔にならぬようこちらも手早く集合写真撮影して撤収します。

 

10:20

色づいた木々の間を下った無人テント前で出発準備が先に済んで先頭車となってたHAさんが停車。

臨時拝観料として0.03諭吉を納めました。

先頭交代して先に進みましょう。

石龕寺から県道77までは来た道を戻り、R175から県道86に乗り移って西脇を目指します。

今回のお昼は…

コースを作り始めた頃はまだ昼食処が決まってませんでした。

地図見ながらおおよそのコースを頭の中で作るのが最初の作業。

次は国道・県道をメモにとり、流れを考えます。

今回は紅葉がテーマだったので書き写しながら  

紅葉→秋→いつまで?→11月一杯…とつぶやいてるときに

11月一杯→晩秋→播州→ラーメン一杯 とつながっていき、 お昼は播州ラーメンに決定。

できるだけ寄り道せずに、かつ、駐車場があるところを選び、石龕寺から半時間程度で到着するところにしました。

途中の道も渋滞なくスイスイ。

予定通り30分ほどで到着。

駐車場は砂利なので、お隣の公民館に止めさせてもらいます。

柵にロープがかかってますがお店に近い側は開放してありました。

あれがお店ですよと指さすと看板が割れてて少し不安顔。

石龕寺と同じく台風でやられたのでしょうかね?

お店の名前は 畑やんラーメン

川沿い土手にポツンとあります。

店前にはこんな看板もあり公認店です。

店の前に行くとシャッターが下りてる。

ガラス越しから中を覗くと店内に人影無し。

あれ? 定休日? もしかしてつぶれた? 計画班やっちゃったか…

と少し不安になってた頃、シャッターがガラガラ~っと開きました。

時刻はちょうど11時で一番客として入りました。

カウンター(10席)と座敷(6人程度)がありますが、 ブーツを脱いだりするのが億劫で(というより膝が厳しい)カウンターに並びました。

メニューはこちら。

基本は播州ラーメン(しょうゆ味)で、いろいろなトッピングが可能です。

今日は初めてなので、基本に忠実なレギュラーを5つお願いしましよう。

カウンターの張り紙

おでんの良い香りが小ぶりな店内に充満してるので、つられます。

1品0.01諭吉。(牛すじだけは0.015諭吉)

MAはこちらの3品を注文。

汁がしっかりしみ込んだおでんを食べ始めた頃にラーメン到着。

老夫婦がしているお店でしたが案外てきぱきとこなされてました。

『女工好みの少し甘いスープ味』

と事前に聞いていたのでまずはスープをいただきます。

なるほど、ほんのり甘く感じます。

べったり甘々ではありませんので、昔ながらの中華そばをイメージすれば違和感ないです。

麺は縮れで太さは普通。

お約束の海苔もついててラーメンの基本を久々に見た感じです。

おでんと交互に食しても、甘みが前に出ることはありませんでした。

初めての方は胡椒などをふりかけず、一杯目はストレートでいだたくことをお勧めします。

播州ラーメン みなさんズルズルとおいしく食べてましたよ。

我々の後にも数名来客がありましたが行列になることはなく、ゆっくり食べられますので小腹が空いたときの一食としても良いかと思います。

 

食事代は別個払いにも対応していただけるのは良心的。

近頃はまとめ払いのお店が多いので困るときがあります。

先月からは増税もあり、少しでも還元してもらうためにスマホかざしてる組長。

MAも積極的にスマホ決済にしてるのですが困ったことがひとつ。。。

このような光景をよく見ます

画面が小さいんですよねぇ~。

この光景を見てたお客さんも、笑ってました。

もちろんMAが決裁するときもこの状態です。

 

12:30

行列に並ぶこともなくすぐに食せたので行程前倒しで進みましょう。

この先はR427を経由して県道使いながら東に向かいます。

国道と違って県道は信号も少なく車の流れに沿って走っても良いペースで走れます。

気温も上がって20℃近くになりツーリングするにはこの上ない陽気。

朝の寒さは何だったのかと思うほどです。

 

13:30

気持ちよく1時間ほど走ってコンビニ到着。

まったりおしゃべりしながら休憩するのも良いのですが車の出入りが激しいコンビニでしたので 出入りが少なくなったタイミングを見計らって出発。

県道をスイスイ走る予定でしたが、大型ダンプを抜くわけにもいかず、ほぼほぼ金魚のフン状態で道の駅いながわまで走ることになりました。

 

14:30 道の駅いながわに到着

ここで皆さんの帰り道を確認。

HAさんはこの先の国道で離脱されるので各車に取り付けた動画カメラを外します。

出発時間を決めてお土産求めに売店に向かいましょう。

野菜売り場で 季節的には終わっている丹波の黒枝豆を発見。

ひとくくり0.07諭吉で結構な量だったので即購入。

AWさんも黒枝豆ファンなのでお求めになってました。

いつもなら箱物のお土産を買うのですが今日は黒枝豆と大量の生シイタケと次郎柿4個 これだけ買っても0.16諭吉です。

買ったあとの心配事は持って帰れれるかでしたが、何とかリアボックスに収まりました。

四角いボックスはこんな時重宝します。

組長のボックスは形優先であまり入らないとつぶやいてました。

 

14:00

途中新名神のパーキング休憩を計画してましたがそこはパスして桂川SAまで一気に走ることにして出発。

HAさんとお別れして

川西ICから新名神で京都に向かいます。

素直にフェラーリに道を譲るAWさん。

譲ってもらったフェラーリは良い音奏でてトンネルに入っていきました。

      

名神大山崎ICでAWさんが流れ離脱

残る3台は桂川SAを目指してましたが…

 

13:30

2台だけでの解散会となりました。

(TDさんは休憩なしで流れ解散と聞き違えてたそうです)

寒い中走って皆さん大丈夫かと最初は心配してましたが、お天気に恵まれたのと 紅葉を愛でれたことで満足された様子でした。

行程も詰まりなく温かいうちに解散できたので一安心です。

 

これにて本年の定期部活動は終了です。

来年4月までは冬眠し、桜の季節に動き出します。

それまでの間に計画班はコース作りに専念します。

 

本日の走行距離は229km

各車燃費

CB750FC : 20.2km/リットル

NINJA1000 : 19.5km/リットル

CB1100    : 22.4km/リットル



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