新しい水源確保から硝酸態濃度が比較的薄いとされた豊丘村駐車場すみの井戸からとうとうと噴出する水を検査した。
ついでに保健センターの水道水も頂いて検査した。
この新しい水源の水で希釈させるということだがどう見ても希釈に値しないものだ。
イオン交換した水と比べると毒を飲む気がするがどうだろうか。
水を頂くとき保健婦さんに尋ねてみた。「水道水を沸かしたり、ご飯を炊いたり、煮物にしたりして家庭で利用する際硝酸態濃度が濃くなると思うが妊産婦や胎児には影響はないのでしょうか」と曰く「聞いたことがない」とのこと。
本当に影響がなければ良いが畜産農家では硝酸態窒素が含まれる水は生産に大きく影響されるとしてイオン交換を用いている農家も多いと聞く。また、食品工場においても必ず何らかの装置をつけ除去していると聞く。水道事業管理者としては、水道水の基準は10mg/L以下であば何の問題もない。沸騰した水でミルクを作って赤ん坊に与えたとしても今は、問題が起きていないし当然多少なりとも濃度は濃くなろうが利用する側で濃くして利用するのは利用する人の問題だ・・・・と言い切れるのだろうか? 問題が起きてからでは取り返しがつかない! 関係当局の早急で適切な措置を勝ち取るまで活動を続けよう! 他の市町村でも同じ様なことはあるでしょう ある担当者曰く「イオン交換は莫大な費用と手間がかかる」と言って予算化が難しいとの見解だった。 あてもない井戸を掘ったりダムを造って表流水を引いてくる方がよほど膨大な費用と手間がかかると思うがいかがか。ここでも「費用対効果」を一番に考えるならば早く手を打つべきだと声を大にして申し上げたい。