ハートウォーミングデイズ

ヴォーカリストAki詩音のブログです

インターネットの普及で思うこと とりあえず その1

2012-07-25 01:23:45 | Weblog
インターネットの普及で
何でもかんでも出来るようになった。


情報だって
昔はひとつひとつ本を開いて調べて・・・

新聞だったり雑誌だったり。

辞書で単語を調べるにしても
私に限っては、中学時代から使っていた
もう少し詳しく言うと
私の姉も使っていた
赤い表紙の辞書を何回もひいて
単語を調べた

使いすぎて
同じ箇所が汚れて
ページが曲がった

味があった。


最近はネットで調べられるし
それより手軽?な電子辞書でさえも

しゃべる。


すごい時代。

持ち運べるパソコン
次に タブレット。

携帯だかパソコンだか
よく線引きが分からない代物たち。


私は小さい頃
誰もがちっちゃなコンピュータを操れて
それで全てが動く世界なるものを
空想して楽しんでいた。

我ながらすごい空想力だと思うけど
本当にそんな世界になった。

なってみると
あったかいのか
あったかくないのか

一長一短。



そして本題、
音楽業界の話。

私の想像も入っての勝手な考えだけど



一昔前のCDアルバム作りといえば

まずコンセプトがあって
どんなメンバーで
どのスタジオで
予算が。。。

そんな流れで1枚のアルバムが出来る。
そんな感じだったはずであるが

今は i-tunes などで購入する曲は殆どと言っていいほど
1曲買いである。

作り手も
アレンジも打ち込みも演奏も出来て
一人全て作れる方が強そうだ。

だって、予算かからない方がいいんだから。
1曲買いなんだから。

アルバムにするコンセプトも
今では無意味になりつつある。。のか。



自在にアップロード出来て
昔よりたくさんの人が曲を世に送り出せるようになったし
送り出すやり方も多くなった。

ものすごい楽曲が世に出やすくなった。

大多数の人にチャンスは広がった。
私の曲もアップできるし。


そんな状況の中で

やっぱり良いものは広まるだろうし
才能のある人は出てくるだろう


だけど

私には

昔ながらの良いものが
昔ながらの心に染みる曲が
消えていくような気がして


ちょっと淋しくて

ちょっと

怖い。



「良いもの」の定義はいろいろあるだろうけど

その中でも
ずっとあった「良いもの」の定義の形が変わっていく


それも時代の流れなのか。


頭が古いと
人間が古いと

ついていけないのか

音楽も

携帯も

パソコンも

生活も・・・


そんな事を考える
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2 コメント

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賛成の反対なのだ (にいたん)
2012-08-07 00:58:00
亀コメでごめんなさい。


僕個人としては
1曲買いのシステム
大反対です。

アルバムは
曲順も含めて
ひとつの作品だと思っています。


そういえば
オリンピックの開会式でも
流れていましたが、
以前、
Pink Floydが
アルバム“Dark Side of the Moon”の
収録曲のバラ売りを巡って、
レコード会社(それともiTune?)相手に
裁判をおこしたニュースを
記憶しております。

特にこの作品は
アルバムを通して
ひとつの完成形となっているものなので、
彼らとしてみれば
バラバラにされるのは
とてつもない苦痛なのだと思いました。


「初音ミク」などを用いて、
一人で楽曲制作して、
果ては歌まで歌わせて完成させる
作品も否定するわけじゃないけど、
それだけが音楽じゃないでしょう。

古くからある作り方で、
人間の血の通った音楽が失われるのは、
誰も望んでいないと思います。



あ~。
考えがまとまらなくって、
文面がグチャグチャで
ゴメンナサイ
返信する
にいたん様 (Aki詩音)
2012-08-09 03:08:49
コメント有難うございます!

そうなんですよね。。。
1曲買いがいいのか悪いのか、便利なところもあれば淋しいところもある。
一長一短なんでしょうけど、複雑です。

「初音ミク」なんかも、音楽が変わってきてる。。時代の流れなのかも知れませんが、音楽ってそれだけじゃないでしょう!と私も思います。

なので、この流れが淋しく、ちょっと恐かったりしてます。

機械化された音楽ではなくて
アナログ的な感覚の心で聴ける音楽は、消えて欲しくないですね。
返信する

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