できれば真っ白な雪景色の中でこのブルーを見たかった。
2月9日。
風に流され路面を這う蛇のように蠢く雪。
積もらない雪が降る中、水林自然林へ。
到着時...10時前の気温はまだ-2℃。
寒さを表現するために!?
ホワイトバランスを「昼白色蛍光灯」に変えて。
今冬初めての真冬日を2月6日に記録、翌日も最低気温が-6℃とか。
ここ数日朝は冷え込んで、日中の気温もあまり上がっていないので・・・
多くのツララが見られるだろうと期待していたけれど・・・
ポツリポツリとあるだけで・・・
その大きさも小さい。
まだ冬枯れのままの森の中。
上名倉堰のツララはどうかな?と行ってみたけれど...
色付く県議会の森、まだ色付かない水林自然林(2019.10.20)
時間が足りな~い!!...水林自然林(2019.11.17)
前々回、前回同様水が流れていない。
(たぶん台風19号の影響で地形が変わってしまい、上名倉堰取水口まで水が届かなくなったんだと思う)
荒川右岸の堤防に上がってみれば、田畑に水を引くその時までに...復旧工事中?
箕輪山と鬼面山。
安達太良連峰の山並みを正面に見ながら堤防を上流側へ。
そしてあの小富士橋の下を潜れば・・・
荒川散策マップを一応確認。
ちなみにこのマップの地蔵原堰堤から左側の地図の縮尺が...
地蔵原堰堤から近いと思っていると、なかなか辿り着かない大暗渠砂防堰堤 (-_-;)
熊出没注意につき。
今冬は例年と比べて暖かいからどうなのかな?
ツキノワグマは冬眠していると思うけれど、ここからは熊除けの鈴を身に着けて...しかもダブルで。
派手に鳴らしながら歩いていると、視線の先を駆け抜けるオレンジ色...テンが逃げて行った!
熊の爪痕が多数あるのは承知。
うん、以前のように樹液が滴っているような新しい爪痕は無しと。
木の上の方を見れば熊棚も。
しかも複数。
ここの散策路の整備状況はあまり良いとは言えないけれど、見通しが利くのが救い。
でもその状況は荒井堰取水口の手前まで。
道の右手には荒川の流れ。
道の左手には河岸段丘...その落石注意の崖。
そして段丘との間の狭い範囲に広がる木々や蔦が乱雑に絡み合い見通しが全くなく何かが潜んでいても分からない若い森。
ここの森はあまり好きではないので、昔の土湯街道を感慨深く歩くのではなく早歩きで。
地蔵原堰堤が見えてくる頃には、左手に続いていたその森も途切れて...落石注意の崖はあるけれど。
土湯温泉の奥、塩ノ川の思いの滝の直下から取水され...
女沼、土湯発電所、荒川発電所を経て流れて来た水がここで荒川に合流。
この色が何とも言えないブルーで...雪景色だったらもっと映えたのに。
程なく地蔵原堰堤に到着したものの、なんだか違和感が。
2014年11月9日に撮影した写真と比べてみると、違和感の原因は水量の少なさだけではなくて・・・
土木学会選奨土木遺産「荒川治水・砂防事業 - 地蔵原堰堤」
そして登録有形文化財。
・・・大正時代の姿に戻したのか、戻ってしまったのか。
でもよく見ると勢い良く流れ落ちている中央部以外にも水が流れ落ちた痕跡が。
夏場だったらここで水遊び...でも熊が怖い。
不動尊、その左奥に回り込めば・・・
昨年放送されたとあるテレビ番組でアンガールズの田中さんが入った排水同門が。
対岸に渡る際に盛大に舞う細かなミストを浴びながら♪
(2014年11月9日撮影)
・・・ではなくなってしまったのが寂しい。
続きます。
▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲
2月12日19時37分に起きた福島県沖を震源とする最大震度4の地震。
初期微動からして盛大な地鳴りの音。
その大きさから続く揺れは震度5弱以上と覚悟していたけれど...
結果、福島市の震度は3。
本当、ドキドキした~。
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