♡どいどいのまめの木フォト日記♡

生まれも育ちも雪国の私が車の中から車いすの上から見たものや感じた日々のひとこまを障害者目線でどいどい書いていきます。

優しい目で♡

2019年02月02日 | 気まま日記
昨日の猛吹雪が嘘のように、
今日は穏やかな良い天気になりました


この冬、どいどい家周辺には、
何故かほとんど雪がありません
しか~し同じ秋田だというのに、
県南方面は平年並みの量
まもなく開催される
横手のかまくらや
湯沢の犬っこ祭り、
今年も立派なものが出来そうです

あんだがだ なんとが あきたの ゆぎまづりさ きてたんせ
(皆さんどうぞ秋田の雪祭りに来てください)


さて先日、姪からこんなものが贈られてきました


中身はこちら盲導犬サポートShopで購入した
泉屋のオリジナルクッキーでした


クッキーの中には
盲導犬ユーザーとの接し方の冊子も入っていました


ところで皆さん、盲導犬って必要だと思いますか?

こちらは一昨年、点字図書館で出会った黒ラブの盲導犬。


点訳、音訳の開講式で講演を依頼された
ユーザーさんのお供でやって来たようです。

盲導犬については賛否両論あるようですね。

盲導犬反対のブログなどを読むと、
可哀想だ、自由がない、過酷な訓練は虐待だ
盲導犬協会、盲導犬育成は不必要だ、
人間は人間が見るべきで犬に見させるのは間違ってる、
中にはあの白い棒じゃ何でだめなんでしょうね?とか
目くらはどうせ見えないんだから
外出なんかしないで部屋にじっとしていればいい。
と書いたブログもあり、
視覚障がい者への差別とも取れる内容。

所詮は他人事ですから。
人間が人間を見る。
そうですよね、でも見られる側としては
それが時々辛いな~と思うこともあるんですけどね。


随分前ですがこんなことがありました。
信号待ちの渋滞にはまっていると、
向こうから白杖をついた視覚障がい者の方が
ひとりで歩いて来ました。

ところがその人の進行方向に
1台のワゴン車が路上駐車していました。
初めて通った道だったのか
白杖で歩くのにまだ不慣れな方だったのか
車にぶつかっては元来た方へ戻り、
首を傾げてはまた戻り車にぶつかるを
数回繰り返していました。

近くにいる運転手は誰も声をかけようとせず
その光景をただ眺めるばかり。
対向車も気づかないのか通り過ぎて行きます。
私はそれを車から見ていてイライラ。

そうこうしてるうちに、青信号になり
私の車がその方のそばまで来ました。
運良く赤信号で止まりましたが、
青信号だったとしても
近くまで来たら車を止めるつもりでいました。

車から松葉杖を取り出し
道路を渡ってその方のところへ行き
「進行方向に車が止まっているので進めません、
車の前まで誘導しますから」と声を掛けました。
そして声だけで誘導しました。

その方にお礼を言われ車に戻りました。
その光景をおそらく健常者であろう皆さんが
見ない振りをしながら見てました。

人間が人間を見る。
口で言うのはすごく簡単ですね。

私も正直盲導犬が良いことなのか
悪いことなのか正直よくわかりません。
実際ユーザーさんに蹴られている
盲導犬の動画も見ましたし。

現在盲導犬に代わるロボットの
開発も進んでいるようですが
実用化までにはまだ時間が必要みたいです。


ある方のブログに
こんなコメントを書いてる方がいました。
無断掲載です。
先に心よりお詫び申し上げます。
誠に申し訳ありません。


『うちの職場には盲導犬を連れて
通勤する同僚がいます。

彼女は犬を溺愛し、
両者の絆は信じがたいほど強いです。

いつもデスクの下で大の字で寝て、
みんなの癒やし係。

電車に乗るのが大好きな子で、
雨の日は誰かが
彼女の家まで車で送るのですが、
もの凄く残念そうに乗って、
窓から電車を眺めてるんです。

私も盲導犬や介助犬は
可哀想だと思ってましたが、
この子に出会って

考えは180度変わりました。

仕事をする動物が不幸なのではなく、
動物を不幸にする人間、
社会があるという事だと思います。

動物とかかわる以上、
彼らを幸せにするのが人間の義務です。

それは、
盲導犬もペット犬も、
猫も同じだと思います。

いろんな意見があって当然なので、
盲導犬という生き方が
可哀想だという意見は否定しませんが、
皆さん、
街で盲導犬を見かけたら、
どうか温かく見守って、
応援してあげて下さい。』

というコメントでした。

この優しいコメントにとても感動し、
無断で掲載してしまいました。

皆がこんなふうに思ってくれる
社会になることを願ってやみません。

優しい目で温かく見守りながら。


長文最後までお読み頂きありがとうございましたღ˘˘ღ

穏やかな日が続きますように。
へばまだね~ とっぴんぱらりのぷ~ どいどい