スタートの1年生からずっとトップを走り続けている紅組の赤はいよいよ2年生にバトンが移りました。
先頭と2番手の間には7、8メートルもの大きな差がついております。
バトンが5番目の走者に渡ったぞ。あ、この2着の紅組の黄の走者は速いぞ、速いぞ!
どんどん差が詰まるぞ!
それでも差は3メートルだ。依然として1位でバトンを渡したぞ。
あっ! バックストレッチからホームストレッチへカーブを曲がった。6番目の走者も速いぞ。ぐんぐん差が縮まるぞ! あ~っ!、ついにここで逆転か?
バトンは7番目の走者に渡るぞ。
あ~っ、どっちだ? どっちがトップだ?
あっ、紅組の赤だ! まだトップだ! あっ、どんどん引き離す。この7番目の選手は速いぞ! 差がまた広がるぞ! あ~っ、ほんとに速い、すごいぞ! 速いぞ! あ~っ、すごいぞ。
と、まあ実況中継風に書くと、こんな感じである。
もちろんゼッケン7番の紅組の赤の選手はわが孫娘の姫である。
5番目と6番目で差を詰められ、逆転されかけたのを、再びリードを奪い返して、さらにその差を広げたんである。
その甲斐あって紅組の1、2、3年生の部のリレーは見事、姫の赤が優勝したのである!
あっぱれ、あっぱれ!
いやぁ~、胸のすくような快走というけれど、まさにその通りですな。姫がリードを広げた第1コーナーと第2コーナー付近で見ていたんである。
バトンの受け渡しのところが重なり合って良く見えなかったが、素早くそこで抜け出したと見える。
後はぐんぐん差を広げて行ったんである。
小学校の運動会を開会式から閉会式まで見物するなんぞは、自分の娘の時でさえ1度もなかったことである。
姫の母親も5、6年生ではリレーの選手に選ばれていたんだそうだが、それすら初耳である。
情けないことだが、当時は忙しいこともあったが、余裕もなかったと見える。
今回こうして見物してみると、トラックの周りにはそれぞれ児童の家庭が持ち込んだテントが所狭しと並び、昼休みにはテントの下に持ち込んだテーブルと椅子でジジババも加わって、みんなでお行儀よく楽しそうにおにぎりなんぞを頬張るのである。
地域限定なんだろうか。実に平和な光景でありました。驚いたね。
第1コーナーから第2コーナーへの赤いゼッケンの姫の力走。バックストレッチのバトンの受け渡しの時は差が再び3、4メートルに広がった
最新の画像もっと見る
最近の「随筆」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事