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平方録

2年ぶりの温泉でふやけてきた

目下の関心事は早朝のブログを書く時間帯に何時暖房を入れるか…だ。

パソコンを置いている部屋だけエアコンを設置していないのでガスストーブを引っ張り出してきて、セットしなくてはならない。

こういう物は一端セットしてしまうとスイッチ一つで簡単に火が付き、瞬く間に部屋中が暖まるから、ちょっとでも寒いなと感じた瞬間に点火スイッチを押してしまうことになる。

いくらなんでもまだ11月初旬じゃないか…などと、なんとか歯止めをかけてきたが、昨日は寒かった!
最低気温が今秋一番低い4.5℃まで下がって、部屋の中も16.1℃しかなかった。
札幌にお住まいの方の去年のブログに「室内温度が14℃まで下がったら暖房を使う」とあって、ボクも倣おうと思ったのだが、耐寒性を持たないわが身はとてもそこまでは耐え切れず、去年は確か16℃に下がった時点で、ガスストーブを使ってしまった。
12月に入ったばかりの頃だったと思う。
 
そのデンで行くと、昨日は「暖房初め」になってもよさそうなものだったが、なんとか我慢できたのはニクロム線入りのベストのお陰である。
首の付け根部分と腰のあたりにニクロム線が入っていて、リチウムイオン電池を熱源にしてスイッチを入れると背中全体が暖まる。
ニンゲンの身体というものは不思議なもので、身体の一部分でも暖かさを感じると、何となく全身が暖かく感じてしまうらしい。
いい加減というかアバウトというか、そこがまたいい所で、‶騙しが効く〟というのが人間の特性の一つなんだろうと思う。
 
脳を騙すことができさえすれば様々なことが可能で、例えばボクの場合の白内障対応は左右異なったレンズを使って近視用メガネも老眼鏡も必要なくなったという、ウソのような話である。
「不同視」というそうだが、これを可能にしているのがアバウトな脳のお陰なのだという。
簡単に言えば、脳は右目から入ってくる情報と左目から得られる情報とを瞬時に読み取って様々な信号を出して体を動かしているのだが、コンピューターのように「1」か「0」かしか受け付けないのとは異なり、極端は話「1.1」でもいいし「0.1」でも反応してくれるのだという。
目の場合なら左右で焦点の異なる情報が一度に飛び込んできても、脳が「こうだろう」と先回りして対応してくれてしまうということのようである。実に便利に出来ているのだ。
 
脱線してしまったが、ニクロム線入りベストの威力は今のところなかなかのものである。
ベスト代が3900円。これに別売りの電池代4900円の合計8800円の投資が高いか安いかは人さまざまだろう。
しかし、こうして脳は騙せても昨日の室温16℃下では2時間を超えてパソコンの前に座っていたら、足元が冷え切ってしまった。
下半身に厚手の布切れを巻けばよかったのだが、上半身が暖かだったので省略したのが失敗だった。
で、今朝は17.3℃あって昨日より1.2℃ほど高いし、ちゃんと下半身にも布切れを巻いているので、まぁ快適の部類である。
 
でも、ガスストーブの火力の強さ、威力は絶大だからなぁ…
 
 

普段見ている海は太平洋に面した相模湾だが、昨日は東京湾の海を見てきた


東京湾の波打ち際と道路一つ隔てたところの温泉入浴施設で、露天風呂に浸かって浦賀水道航路を行き来する船舶の往来を見ていると時を忘れる
コロ公のせいで足が遠のかされ、ほぼ2年ぶりの再訪だった


温泉を出てさらに三浦半島を南下すると見渡す限り大根畑が広がる台地に出る


浦賀水道を挟んだ対岸は千葉県 ツインピークスは「南総里見八犬伝」の伏姫と犬の八房が暮らした冨山(とみさん)


みんな三浦ダイコン

対岸は房総半島
 
海とダイコン畑と大空しかない世界  色も青と緑のたった2色

 
風車の左手に薄く浮かんでいるのは伊豆大島
 
遮るものがない半島の台地は風が強い 年末にかけてダイコンの収穫期が終わると春キャベツの準備が始まる




 
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