ベランダの防水工事で非難させていた鉢やプランターの土の総入れ替えがようやく終わり、午前中の曇り空とは打って変わって午後になると春光が降り注ぎ、身中の虫に「せめて近場をパトロールしようよ」とけしかけられた。
「春光」という言葉は普段の文章や会話ではなかなか使わないが、俳句の歳時記によれば「春の日光の明るい柔らかさである。『春の日』とか『春日影』という季語が示す具体的な感じとは違う。色めいた春の光線といった感じが濃い」とある。
ということで"色めいた春の光線"を浴びながらぶらぶら歩いてきた♪
各地で夏日や真夏日が現れてびっくりさせられているのとは裏腹に、こちらではそんなこともなく、最高気温もここ数日では最も高い22.4℃(正午)で、誠に心地よし♪
サクラが終わり新緑が吹き出すのと同時に、足元の草むらでも様々な花が咲き出し"色めいた春の光線"を浴びている。
近所の池と森の公園は新緑真っただ中
まず目についたのはこの黄色い花
ウマノアシガタ? 馬の蹄には見えないけど…
この黄花はカタバミだろうか
これは多分キツネノボタン
コンペイトウグサという別名があるんだそうな
おなじみのタンポポだけど、〇〇タンポポであろう〇〇は不明
カラスノエンドウ
群れ咲く貧乏草!
群れ咲く貧乏草!
貧乏草の本名はハルジオン
こういう草むらにたくさんの花が咲く
じめじめしたところに咲いている小さな花…
ハコベでもコハコベでもなさそうだし…
エノキの新緑(手前の垂れさがっている枝)は黄色味を帯びている
薄いブルーの花が群れ咲いている場所があった
カキドオシだった
こういう道沿いにもひっそりと小花が咲いている
ツルカノコソウ?
これはわが家にも咲いているキランソウ
ヤマザクラが散ると地面に落ちた花びらはスミレに生まれ変わる♪
タチツボスミレ
下ばかり見てきたが、視線を上げると灌木の枝にウニかクリをぶら下げたような花が…
ヒメコウゾの花が咲き出した 咲き始めなのでとげが弱々しいが成長するともっとピンと尖る
水辺に咲くシャガ
六月の花だと思っていたが…
ホウチャクソウ
寺の軒先などにぶら下がっている宝鐸(ほうちゃく)に形が似ていることから名づけられた
ウラシマソウ
創造主はどういう思いでこれを作り上げたのだろう…
=以上、池と森の公園内で