市況
■株続落(25,634)。「世界で新型コロナウイルス感染が急拡大しているのを背景に改めて景気下押しリスクが意識され、主力株を中心に売りが優勢だった。東京都で新たに確認された感染者数が500人を超え、連日で過去最多を更新したと午後に伝わると、日経平均の下げ幅は一時250円を超えた。全国の感染者数も前日に初めて2000人を超えており、国内の感染状況への不安はじわりと強まっている。都は19日に感染状況の警戒レベルを最高水準に引き上げた。菅義偉首相は19日午前、足元の全国の感染状況を踏まえ「最大限の警戒状況にある」との認識を示した。海外でも新型コロナによる死者数が深刻な水準まで高まった米国では、外出や店舗営業を制限する動きが相次いでいる。日経平均が歴史的な水準まで上昇していた警戒感から利益確定売りが引き続き出やすかった面もある。中期的には金融政策などを支えに上昇相場が続くとの見方が根強いなか、下値では押し目買いも入り次第に下げ幅を縮小した。日経平均に比べると過熱感が乏しかった東証株価指数(TOPIX)は大引けにかけて切り返して反発。前日比5.76ポイント(0.33%)高の1726.41で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆8636億円。売買高は13億6824万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1238と、全体の5割を超えた。値上がりは827、変わらずは111銘柄」。■債券堅調(利回り低下0.010%)「コロナ懸念・超長期債は売られた。新発20年物国債の利回りは前日比0.005%高い(価格は安い)0.385%、新発30年物国債の利回りは同0.010%高い0.630%を付けた。株安で債券には買い。財務省が19日実施した1年物の国庫短期証券(TB)の入札で、応札額を落札額で割った応札倍率は前回から低下した。投資家の需要は低調と受け止められたが、債券相場の反応は限られた」。
(為替)103.72-103.98のレンジ。17時は103.81近辺。ユーロは122.97/1.1846近辺
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