市況
■株反発(29559)。「ワクチンの普及期待や、米長期金利への懸念後退が投資家心理を上向かせた。日経平均の上げ幅は一時200円に迫ったが、利益確定売りなども依然出やすく、下げに転じる場面も目立った。経済活動の正常化が順調に進展するとの期待から、景気敏感株を中心に買い。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が2日の講演で「雇用とインフレはFRBの目標からはほど遠い」と発言。米長期金利の急ピッチの上昇をけん制したとの受け止めから、過度な金利上昇への懸念が和らぎ、相場を支える一因となった。3日のアジア株や米株価指数先物の堅調な推移も支援材料となった。もっとも日経平均が2万9500円を上回る水準では、心理的な節目の3万円を意識して利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。東証1部の売買代金は概算で2兆4664億円。売買高は12億650万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1338と、全体の約6割を占めた。値下がりは776銘柄、変わらずは80銘柄」。■債券上昇(利回り低下0.115%)。「ブレイナード理事が長期金利の上昇への警戒感を示したことで米長期金利が低下し、国内債にも買いが波及。30年物国債に4日の入札を先回りした買いが入ったのも長期債相場の支えとなった。新発30年債の利回りは前日比0.030%低い0.675%に低下した。2日の10年債入札が無難な結果だったため、30年債の入札についても「一定の需要が集まる」(国内証券の債券ストラテジスト)との予想があった。20年物国債にも買いが及び、利回りは前日比0.020%低い0.485%をつけた」。
(為替)106.70-106.90のレンジ、17時は106.82近辺。ユーロは129.17/1.2091近辺。
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