なお、来週は週末に大学クラス(なんと第二外国語がフランス語のJ7)の同窓会がありまして、レポートは1-2日遅れることが確実視されます。ご容赦ください。
2017/11/20 | から | 2017/11/24 | 記入日 | 2017/11/18 | |||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | |||||||||||||||||||||||||
ドル/円 | 111.00 | ~ | 114.00 | ||||||||||||||||||||||
北朝鮮以外のネタで、円高で越週したのは最近では覚えがない。ロシア疑惑にしても税制改革にしても想定内のニュースで何を今さらと思う。むしろ大した理由もなく円高になったのは円が単純に「低金利の安全通貨」とされていたことへの変質が起こっているのではないか。日本経済は悪くなく、日銀やGPIFのおかげで株の下落リスクも限定的、北朝鮮という大きな地政学も落ち着いているし、何より円売り材料とはならない。むしろ、日本経済の実力が評価されているのではないか。欧米中銀の日銀化で、出口に立ったかどうかもなんら実態に変わりない。景気は回復しているし、雇用状況(特に労働参加率の高さ、移民問題や麻薬等による中間層自壊もみられない)も欧米よりは実質的にずっと良い、問題は賃金上昇・個人消費、それと物価があがらないということだけ。これっていったいどこが問題なのだ?(高齢化による労働力不足に対応した移民政策の充実は必須であろうが)とふと立ち止まって考えてみるべきかもしれない。ポピュリズムへの対策としては、欧米のような中間層毀損とならないような政策が日本にとっては最重要なのだろう。 | |||||||||||||||||||||||||
ユーロ/円 | 131.00 | ~ | 134.00 | ||||||||||||||||||||||
ドイツの連立政権樹立が難航している。COP23でのフランスの動きをみていると、「迷いを断ち切り、これぞ自分の存在理由だと居直る」のが、結果を伴うかどうかは別として、最強なんだなあと思ってしまう。南欧の事情がユーロ安となりドイツ経済を支えるという構図がいつまでも続くと思うのは大きな間違いで、ドイツ自体がユーロ安の原因となるような構造変化が起こるのか、それは何か考え始める必要があるのかもしれない。 | |||||||||||||||||||||||||
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格納レポート | |||||||||||||||||||||||||
171118 | _00来週の予想 | ||||||||||||||||||||||||
171118 | _01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です | ||||||||||||||||||||||||
171118 | _02先週の動き | ||||||||||||||||||||||||
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20171113_17 | _経済指標実績 | ||||||||||||||||||||||||
20171111_17 | _一週間分日経メール | ||||||||||||||||||||||||
20171120_24 | _経済指標来週の予定 | ||||||||||||||||||||||||
20171120_24 | _外交安保-時事国際_来週の予定 | ||||||||||||||||||||||||
みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 | 171113 | - | 171117 | (本邦祝日は休刊) |