丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(11/20-11/24) 11/18記入

2017-11-18 09:50:56 | 2017年3月~2021年7月

なお、来週は週末に大学クラス(なんと第二外国語がフランス語のJ7)の同窓会がありまして、レポートは1-2日遅れることが確実視されます。ご容赦ください。

  2017/11/20 から   2017/11/24         記入日 2017/11/18
1.来週の見通し
  ドル/円   111.00 114.00  
    北朝鮮以外のネタで、円高で越週したのは最近では覚えがない。ロシア疑惑にしても税制改革にしても想定内のニュースで何を今さらと思う。むしろ大した理由もなく円高になったのは円が単純に「低金利の安全通貨」とされていたことへの変質が起こっているのではないか。日本経済は悪くなく、日銀やGPIFのおかげで株の下落リスクも限定的、北朝鮮という大きな地政学も落ち着いているし、何より円売り材料とはならない。むしろ、日本経済の実力が評価されているのではないか。欧米中銀の日銀化で、出口に立ったかどうかもなんら実態に変わりない。景気は回復しているし、雇用状況(特に労働参加率の高さ、移民問題や麻薬等による中間層自壊もみられない)も欧米よりは実質的にずっと良い、問題は賃金上昇・個人消費、それと物価があがらないということだけ。これっていったいどこが問題なのだ?(高齢化による労働力不足に対応した移民政策の充実は必須であろうが)とふと立ち止まって考えてみるべきかもしれない。ポピュリズムへの対策としては、欧米のような中間層毀損とならないような政策が日本にとっては最重要なのだろう。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   131.00 134.00  
    ドイツの連立政権樹立が難航している。COP23でのフランスの動きをみていると、「迷いを断ち切り、これぞ自分の存在理由だと居直る」のが、結果を伴うかどうかは別として、最強なんだなあと思ってしまう。南欧の事情がユーロ安となりドイツ経済を支えるという構図がいつまでも続くと思うのは大きな間違いで、ドイツ自体がユーロ安の原因となるような構造変化が起こるのか、それは何か考え始める必要があるのかもしれない。
   
   
   
   
   
  当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、引用等別段の記載ないかぎり、当資料の著作権は著者「丙丁童子」に属しその目的を問わず無断で引用または複製することを禁じます。
 
 
 

 

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丙丁童子の為替レポート171118

 
 
格納レポート
171118 _00来週の予想
171118 _01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です
171118 _02先週の動き
  ケイ線画像の関係か、「相場を考える」がビューではうまく表示されないことがあります。 ダウンロードしてご覧ください。
 
20171113_17 _経済指標実績
20171111_17 _一週間分日経メール
20171120_24 _経済指標来週の予定
20171120_24 _外交安保-時事国際_来週の予定
みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 171113 - 171117 (本邦祝日は休刊)

 


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