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相場を考える | 罫線関連の作業が入院中でできないため、文章となります。 2020・02・05 | |
1 | 当面の動き | |
為替 | 円は108-110の狭い動き(せいぜいプラス-マイナス50銭) | |
EUとのFTA交渉をめぐる英国ポンドや 中国経済の影響をまともに受けやすい豪ドルが上下に触れる可能性はある。 | ||
ユーロは「調達通貨」としてのかっての円の役目を担いつつあり、この観点でリスクONかリウクOffかのぶれは円より大 | ||
株式 | リスクOnかリスクOffかで大きくぶれるのは高値圏にあることもあり当然。 | |
日経が、外人主導なのに案外底堅い。かってと異なり「中国株」のおまけ・ヘッジとなった日本株という 立ち位置をよく示している |
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最近の(CME先物)安値の22600-700近辺と23800近辺のレンジで大きくリスクOnまたはリスクOffになった時にこのレンジを破るか | ||
その場合下値は22000近辺、上値は24400といったところか。 | ||
ダウは、調整場面(どうも下値もせいぜい28000程度)をへたあと再度史上最高値更新をめざすうごきとなるのではないか。 | ||
今回の新型肺炎騒ぎは、日本企業にとってのチャイナ_プラス_ワンの契機となった「反日排斥」運動同様、生産拠点見直し | ||
米企業の生産拠点の自国回帰を促すので、米国経済にとってはプラスとも考えている | ||
中国を引き払ったマネーの行き先も主流は米国、次に周辺諸国(日本を含む)で 米国一人勝ちの構図に当面大きな変化はないのではないか | ||
2 | 長期的視点 | 世界経済(米国・中国・欧州・日本)がどう動くのか、力強い回復を示してきた米国経済が今後も成長を続けるのかが最大のポイント |
一番心配なのは、中国経済。過剰債務・理財商品といった根本問題(いつバブル崩壊が起きても不思議ない)には手つかずのままでカンフル注射が続いている | ||
カンフル注射が途切れるか、もっと怖いのはいくらカンフル注射しても「破綻・爆発」といった事態にならないのか最も警戒が必要ではないか。 | ||
中国経済の影響を受けているのは 豪>欧>日の順ではないか | ||
日本の場合は 中国の代替の性格もあり、必ずしも「共倒れ」の動きとはならない。 | ||
個人的には「チャイナプラスワン」の動きで、「東南アジア・日本」は米国ほどではないが、現状よりはサプライチェーンのより大きな部分を担うのではないか(経済成長)と期待している。 | ||