2013/6/17 | から | 2013/6/21 | まで | 記入日 | 2013/6/15 | |||||||||||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ドル/円 | 93.00 | 96.00 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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G8前の円急騰で、日本当局者は久しぶりに身構えることなく国際会議に参加し、のびのびと成長戦略の中身を説明できるのではないか。この程度のレベルであれば、円高に動いてくれて一番ほっとしているのは実は日本の政策当局者だろう。ずっと92-98のレベルで安定してくれれば、一番望ましいのだろうが、相場はそんなに甘くはないだろう。当面は、米国の出口論をめぐる思惑(特に今週はFOMC開催が焦点となる)に92-98のレベル内での乱高下となるのではないか。日本は、円金利の安定、日本の(実業の)成長につながる資金の好循環を確保・整備し、構造改革・次世代の成長のための投資が最も有利で確実な投資となる環境の整備に努めるしか方法はない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ユーロ/円 | 122.00 | 126.00 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ECBの政策理事会ががFOMCの後に行われ、緩和策をめぐる米欧の政策当局の動向に注目が集まろうが、あくまで主役はFOMCでこれへの反応(当面QE3継続と思うが、出口に向かってどのようなスケジュール感が示されるか。景気回復・雇用状況の改善をどのように捉えているのか、いまさらではあるが中銀資産の健全性・総量の議論がどのように展開されるかといった点が焦点か)が主体であろう。ただ一旦裏切られたかに見えるECBへの金融緩和期待は決してなくなったわけではないので、ドラギ総裁会見に 市場が過敏に反応する可能性には注意したい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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格納レポート | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
20130615 | _01来週の予想 予定 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
20130615 | _02先週の動き | |||||||||||||||||||||||||||||||||
20130615 | _03先週の経済指標等 | |||||||||||||||||||||||||||||||||