久しぶりに小説を読みました。
井上靖『猟銃』
井上靖の処女作だそうで、
私は「あすなろ物語」ぐらししか読んだことがないので、
井上靖作品はこの「猟銃」が2作目になります。
或る男(三杉穣介)の13年間にわたる不倫の恋を、
その妻、愛人、そして愛人の娘、三人の女が
それぞれのの「手紙」に込めた男への愛よって
浮き彫りにしていく小説でした。
その構成が面白く、
とりわけいちばんはじめの
愛人の娘・薔子(しょうこ)の手紙は秀逸で
物語世界にぐいぐいと引き込まれていきました。
そして、愛人・彩子の遺書なかで
“愛する-愛される”についての言及は、
愛の本質を、如実に考えさせてくれる記述でした。
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さて、なぜこの小説を突然読んだのか?
それは、
この秋に観に行こうと思っている
お芝居の原作だからです。
『猟銃』
原作:井上靖 翻訳:セルジュ・モラット
日本語監修:鴨下信一
演出:フランソワ・ジラール
出演:中谷美紀、ロドリーグ・プロトー
10月3日~23日
東京・渋谷・PARCO劇場(東京都)
10月29日・30日
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
11月6日
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
11月18日・19日
福岡・キャナルシティ劇場
11月23日・24日
名古屋 名鉄ホール
11月27日
京都芸術劇場 春秋座)
ほぼ書簡で構成された小説世界を
どのように脚色・演出した
二人芝居として魅せてくれるのか、
いまから楽しみです。
井上靖『猟銃』
井上靖の処女作だそうで、
私は「あすなろ物語」ぐらししか読んだことがないので、
井上靖作品はこの「猟銃」が2作目になります。
或る男(三杉穣介)の13年間にわたる不倫の恋を、
その妻、愛人、そして愛人の娘、三人の女が
それぞれのの「手紙」に込めた男への愛よって
浮き彫りにしていく小説でした。
その構成が面白く、
とりわけいちばんはじめの
愛人の娘・薔子(しょうこ)の手紙は秀逸で
物語世界にぐいぐいと引き込まれていきました。
そして、愛人・彩子の遺書なかで
“愛する-愛される”についての言及は、
愛の本質を、如実に考えさせてくれる記述でした。
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さて、なぜこの小説を突然読んだのか?
それは、
この秋に観に行こうと思っている
お芝居の原作だからです。
『猟銃』
原作:井上靖 翻訳:セルジュ・モラット
日本語監修:鴨下信一
演出:フランソワ・ジラール
出演:中谷美紀、ロドリーグ・プロトー
10月3日~23日
東京・渋谷・PARCO劇場(東京都)
10月29日・30日
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
11月6日
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
11月18日・19日
福岡・キャナルシティ劇場
11月23日・24日
名古屋 名鉄ホール
11月27日
京都芸術劇場 春秋座)
ほぼ書簡で構成された小説世界を
どのように脚色・演出した
二人芝居として魅せてくれるのか、
いまから楽しみです。
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キャナルに来るんだ!
見たい!見たい!!
内容もなかなかおもしろそうですね。
井上靖 未読です、、。
今から作戦練って見に行けるように動こうかしら。。。
コメントありがとう。
え、知らなかったの?
美紀嬢の初舞台とあって私は
かなり気合い入っています。
そして浮き足立っております。(笑)
東京にも行く予定。
楽日に行きます。
キャナルの公演はもちろん
大千穐楽の京都も狙っています。
福岡公演、行けるように努力しましょう!
チケット発売は7月30日ですぞ!