米国の調査機関「Pew Research Center」によると、2010年のイスラム教人口は約16億人だった。信者が増え続けているイスラム教。同データでは、2070年までにキリスト教と肩を並べると予測されており、2100年までにはイスラム教人口が世界人口の約35%となり、キリスト教を上回るという予想も発表された(データ出典:Pew Research Center)。
『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV ※毎週土曜23時から放送中)では、産休期間中の番組MC・SHELLYに代わり、タレントの鈴木ちなみが"お留守番MC"として登場。「イスラム女子のニッポンLIFE!」をテーマに当事者たちのリアルな声に迫った。
モロッコ出身、結婚で10年前に来日したLISAさんは「イスラムのイメージを悪くされることもあるから宗教として理解してほしい」と話す。モロッコの人口は約3500万人(出典:世界銀行)で、イスラム教を国教としている。よって、人口の99%がイスラム教信者だ(出典:CIA)。しかし、憲法では宗教の自由も保障されているため、もちろんキリスト教やユダヤ教を信仰する人もいる。
日本のメディアでは、過激派組織イスラム国やISなど呼称が分かれているが、LISAさんは「イスラム国はほとんどイスラム教ではない」とコメント。「平和に家族仲良く暮らしているイスラム教の家族を見てほしい」と訴えた。
バングラデシュ出身、19年前に来日し日本人と結婚したティナさんは「なぜ日本のメディアは"イスラム国"という名前にしたのか、日本のテレビを訴えたい」と話す。ティナさんは「アッラーの名前で人を殺していることがイスラム人として一番許せない。イスラム教はテロの宗教ではない」としたうえで、イスラム国という呼称がイスラム教徒の人々を傷つけるものだと説明。「日本のテレビを訴えたい気持ちだった」と続けた。
ティナさんによると「本来のイスラムはアラビア語で『神に身をゆだねること』という意味を持つ」という。"イスラム"には、話す言語や肌の色が違ってもみんな同じ人間で、「1つの神様をみんなで守って平和に暮らしていこう」という意味が込められている。(WEB抜粋引用)
こんな誤解をさせている日本?
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