雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「30だけど17です」第1話①


 




韓国ドラマ「30だけど17です」第1話①
Korean drama "30 but 17" Episode 1 ①



「30だけど17です」第1話(人生を揺るがす出会い)①


☆主なキャスト&登場人物 

○シン・ヘソン➡(ウ・ソリ)
○ヤン・セジョン➡(コン・ウジン)
○アン・ヒュソプ➡(ユ・チャン)
○イエ・ジウォン➡(ジェニファー(ファン・ミジョン)
○チョ・ヒョンシク➡(ハン・ドクス)
○チョン・ユジン➡(カン・ヒス)
○ユン・ソヌ➡(キム・ヒョンテ)


 コン・ウジンが鉛筆でデッサンしてるのを見て、甥っ子のユ・チャンは訊ねる。
「叔父さん、何の絵?」
「…」
「食べ物?」
「違うよ。”人”なんだ」


 ある日、自転車で下校中、ウジンは鈴の音を聞いた。その時に見かけた少女に心を惹かれた。少女は陸橋の上で手の指で輪をつくり何かを見ていた。
その時、カバンについた鈴が鳴っていた。


「誰?」
「知らない人だよ。でも見かけるたびに気になるんだ」


 それ以後、少女の姿はウジンの目に留まるようになった。彼女はウジンの生存圏で動き回っていたのだ。
 バスの中から見かけた日、彼女は色の違う運動靴を履いて歩いていた。ウジンはクスリと笑いをもらした。  
 別の日、彼女は歩道を歩いていて、軒先の人が捨てた水を頭から浴びた。周りの状況をまったく気にしないで歩いていたのだ。
 しかし、水を浴びたからと言って彼女は怒りもしなかった。大らかな子なんだ、とウジンは彼女に対して好感を覚えたのだった。


「なぜ知らない人を描くの?」
「これから知りたいからさ。絵を渡して友達になってもらう」
「名前は知ってるの?」
 ウジンは手を休めた。そういえばまだ名前を知らない…。


 
 ウ・ソリはバイオリンが好きだった。バイオリンのそばでほとんどの時間を費やしていた。将来の夢はバイオリニストになることだった。








 ソリはある日、留学生になるための試験に臨んだ。外国からやってきた審査員の前でバイオリンを弾いた。
 ウ・ソリの演奏を聴いて審査員長が隣の女性に訊ねた。
「この受験者の名は?」
「ウ・ソリです」
「何ですって?」
「ウ・ソ・リ、です」







 ある日、通学路で女子が誰かを呼ぶ声を聞いた。ふと見ると道路を走って横切る女学生がいる。前方では2人の女学生が手を振って待ち構えている。
「久しぶりだね」
「会いたかったよ」
「元気にしてた?」
 その中にウジンの気にかかりだしている彼女の姿もあった。
 そして別の日、陸橋で見かけた彼女のトレーニングジャージの胸には、「ノ・スミ」の縫込み文字が見えたのだった。
「彼女の名は”ノ・スミ”なんだな。可愛い名前だ」






― 人生は必ずしも ー ドラマチックな事件で変わるとは限らない。時には小さな出来事が ー 人生を強い力で揺るがすこともある。17歳の時のささいな勘違いが ー 僕と彼女の人生を激しく揺り動かしたように。


 
 ウジンは自分の描いた17歳のウ・ソリのスケッチ絵を見ながら感慨に耽った。暮れきった海辺の海岸に腰をおろし、手指でウサギマークの輪をつくってその間から円い月を眺めた。
 人の気配に振り返って笑顔になった。


― 人生は必ずしも ー ドラマチックな事件で変わるとは限らない。時には小さな出来事が ー 人生を強い力で揺るがすこともある。17歳の時のささいな勘違いが ー 僕と彼女の人生を激しく揺り動かしたように。


 ウジンは自分の描いた17歳のウ・ソリのスケッチ絵を見ながら感慨に耽った。暮れきった海辺の海岸に腰をおろし、手指でウサギマークの輪をつくってその間から円い月を眺めた。
 人の気配に振り返って笑顔になった。
 



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