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English Version
한국어
☆競技結果
順位 名前 国名 Q SP FS Total
1 アデリーナ・ソトニコワ
(Adelina SOTNIKOVA) ロシア - 59.51 115.45 174.96 SP/FS
2 エリザヴェータ・トゥクタムィシェワ
(Elizaveta TUKTAMISHEVA) ロシア - 58.60 110.51 169.11 SP/FS
3 アグネス・ザワツキー
(Agnes ZAWADZKI) アメリカ - 53.17 107.90 161.07 SP/FS
4 クリスティーナ・ガオ
(Christina GAO) アメリカ - 56.80 98.47 155.27 SP/FS
5 庄司理紗
(Risa SHOJI) 日本 89.24 51.49 99.78 151.27 SP/FS
6 コートニー・ヒックス
(Courtney HICKS) アメリカ - 49.98 100.94 150.92 SP/FS
7 ポリーナ・シェレペン
(Polina SHELEPEN) ロシア - 56.58 93.35 149.93 SP/FS
8 大庭雅
(Miyabi OBA) 日本 91.84 51.82 96.80 148.62 SP/FS
☆アデリーナ・ソトニコワとは?
1996年7月1日 生まれ(14歳)
ロシアのフィギュアスケート選手(女子シングル)。2008年、2010年ロシアフィギュアスケート選手権優勝。
6歳で近所のリンクでスケートを始めた。翌年には名門クラブCSKAモスクワ移り、2004年からエレーナ・ブイアノワの指導を受け始めた。ソチオリンピック期待の人材と数えられるようになった[1]とおり、2008年のロシアフィギュアスケート選手権では12歳の若さで優勝した。
2010/2011シーズン、ジュニアデビュー戦となったジュニアグランプリ(JGP)第3戦のオーストリア杯で、2位以下に10点以上の差をつけて優勝。フリースケーティングは、女子ではイリーナ・スルツカヤと安藤美姫しか跳んでいない3回転ルッツ-3回転ループのコンビネーションジャンプに成功。シリーズ第5戦のJGPジョン・カリー記念でも優勝を果たし、ジュニアグランプリファイナルへの出場を決める。ファイナルではショートプログラム、フリースケーティングともに1位となり完全優勝を果たした。
☆エリザヴェータ・トゥクタムィシェワとは?
1996年12月17日生まれ(14歳)
5歳でスケートを始めた。 地元グラソフでスヴェトラーナ・ヴェレテンニコワの指導を受ける。2006年にベルゴロドで行われた大会でアレクセイ・ミーシンに見出され、指導を受けるため2週間ごとにサンクトペテルブルクに通っている。
2008年ロシアフィギュアスケート選手権と2008年ロシアジュニアフィギュアスケート選手権で共に2位。 2009年ロシアフィギュアスケート選手権ではショートプログラム10位からフリースケーティングで124.57の高得点を得て3位となっている。
2010-2011シーズン、出場年齢になったISUジュニアグランプリシリーズ(JGP)に参戦。初戦のJGPブラショフ杯およびJGPブラオエン・シュベルター杯で連続優勝を果たし、ジュニアグランプリファイナルへの出場を決める。ファイナルでは同じくロシア代表のアデリナ・ソトニコワに次ぐ2位に入る。
(ウィキペディアより)
今年の世界ジュニア(女子)では、ロシア勢が圧倒的な強さを見せた。アデリナ・ソトニコワとエリザヴェータ・トゥクタムィシェワの二人は、今シニアに上がっても上位選手と対等を張れるのではないか。出したスコアと演技がそれを示しているように思った。
ロシアやアメリカ勢に次いで庄司理沙は5位に入った。
スコアだけ見ると少し離されているが、内容はどうだったのかと思い、
ユーチューブに入って1位~5位までの選手の演技を追ってみた。
僕には演技のこまかな評価や分析はできない。あくまで印象批評しかできない。
というわけで、選手らの(SP・FP)の演技をそれぞれ一回だけ見て受けた印象を書き記そうと思ったのだ。
しかし、一回見ただけで印象を書き記すのはやっぱり無理だった。
正直に書くと見た回数はアデリナ・ソトニコワが(SP4回、FP2回)、エリザヴェータ・トゥクタムィシェワが(SP3回、FP2回)、アグネス・ザワツキーが(それぞれ1回)クリスティーナ・ガオが(SP2回、FPは途中でやめてしまった)庄司理沙が(SP4回、☆FPは見ることが出来なかった。なぜかアップされていない→ユーチューブ>スケート動画)となった。
アデリナ・ソトニコワは何年かに一人の逸材かもしれない。彼女に遅れること4日で生まれてきた庄司理沙にとって終生のライバル(あるいは厚い壁)となっていきそうな選手だ。身体とリンクをフルに使った演技の大きさ、バネの利いたジャンプに加え、表現のリズムや切れのある動きとアクセントが見る者をぐいぐい特有の世界に引っ張りこんでいってしまう。FPはまだ弱いが、今すぐシニアに上がっても年少のひ弱さを観客に与えることはないだろう。
エリザヴェータ・トゥクタムィシェワも身体がしっかり出来上がっていないため、ジャンプにひ弱さを感じるが、表現の学ぶべきところはしっかり会得してきている感じである。表現のテクニックはすでに高いところに達している感がある。アデリナ・ソトニコワに五ヶ月遅れのハンディがしばらくはつきまとうだろうが、あと2年もすれば彼女を脅かす存在となってくるかもしれない。
アグネス・ザワツキーは落ち着きと安定感のある演技で3位に入ったが、僕から見ると魅力が乏しい。ジュニアのFPにはその選手の可能性が内蔵されているものだが、この選手はそれをあまり感じなかった。
その意味ではクリスティーナ・ガオの一見キムヨナを思わせるSPの演技に目を奪われたが、全体に筋力が不足している感じは否めない。最初の頃のキムヨナは確かにこんな印象がつきまとった。FPでは筋力不足を露呈して崩れたが、キムヨナがたどった行程でこの選手も強くなってくるのであろうか。
最後に庄司理沙。アデリナ・ソトニコワのスケールの大きさとメリハリの効いた演技を見たせいか、彼女の演技は大人しく質素に感じられてしまった。よく見るとしっかり演技しているのだが、それをうまくアピールできないで損していると思った。今後の課題は演技の中で大きな動きをどう作り上げていくかであろう。
それとこのプログラムの音楽だが、彼女の資質に合っているのだろうか? 彼女の良さを発揮できる音楽はほかにありそうとも思ったのだが・・・。
☆8位以下の順位
9 李子君[リ・シクン]
(Zijun LI) 中国 89.10 51.00 88.81 139.81 SP/FS
10 イーラ・ファヌト
(Ira VANNUT) ベルギー 79.93 41.12 92.39 133.51 SP/FS
11 イリサ・シリテ
(Yretha SILETE) フランス - 50.24 78.36 128.60 SP/FS
12 西野友毬
(Yuki NISHINO) 日本 - 46.09 75.05 121.14 SP/FS
13 アリス・ガルリシ
(Alice GARLISI) イタリア 75.73 43.67 75.94 119.61 SP/FS
14 ロミー・ビューラー
(Romy BUHLER) スイス - 41.40 77.82 119.22 SP/FS
15 ガルリ・リーナマエ
(Gerli LIINAMAE) エストニア - 44.34 73.52 117.86 SP/FS
16 ユーリア・トゥルッキラ
(Juulia TURKKILA) フィンランド - 39.54 76.24 115.78 SP/FS
17 ビクトリア・ヒューブラー
(Victoria HUEBLER) オーストリア 69.65 39.69 72.22 111.91 SP/FS
18 モニカ・シマンチコワ
(Monika SIMANCIKOVA) スロバキア 76.81 39.71 69.82 109.53 SP/FS
19 イザベル・ドレッシャー
(Isabel DRESCHER) ドイツ - 38.62 70.86 109.48 SP/FS
20 パドリツィア・グレシュチッチ
(Patricia GLESCIC) スロベニア 72.77 41.39 65.77 107.16 SP/FS
21 ブルックリー・ハン
(Brooklee HAN) オーストラリア 68.49 38.28 68.70 106.98 SP/FS
22 ニコル・ショット
(Nicole SCHOTT) ドイツ - 41.41 65.13 106.54 SP/FS
23 イ・ホジョン
(Ho Jung LEE) 韓国 81.27 38.12 67.80 105.92 SP/FS
24 イザベラ・M・オルソン
(Isabelle M. OLSSON) スウェーデン - 43.69 60.85 104.54 SP/FS
25 アレキサンドラ・ナハロ
(Alexandra NAJARRO) カナダ - 37.04
26 シラ・サイギ
(Sila SAYGI) トルコ - 36.77
27 アレクサンドラ・カミニエツキ
(Alexandra KAMIENIECKI) ポーランド 78.19 36.71
28 アリーナ・ヒョードロワ
(Alina FJODOROVA) ラトビア 75.82 35.99
29 アニタ・マドセン
(Anita MADSEN) デンマーク - 35.59
30 レベッカ・エマニュエルソン
(Rebecka EMANUELSSON) スウェーデン - 28.47
ケイティ・パウエル
(Katie POWELL) イギリス 65.54
Rimgaile MESKAITE リトアニア 64.65
アンネ・リネ・ヤシェム
(Anne Line GJERSEM) ノルフェー 62.70
Alina MILEVSKAIA ウクライナ 62.36
ヴァネッサ・グレニアー
(Vanessa GRENIER) カナダ 61.76
Zhaira COSTINIANO フィリピン 61.32
Chelsea Rose CHIAPPA ハンガリー 57.56
Joyce DEN HOLLANDER オランダ 57.55
Marta GRIGORYAN アルメニア 56.95
ミミ・タナソン・チンダスク
(Mimi Tanasorn CHINDASOOK) タイ 55.78
Madelaine PARKER ニュージーランド 55.50
レイナ・ハムイ
(Reyna HAMUI) メキシコ 55.09
Celia ROBLEDO スペイン 53.42
Margot KRISBERG イスラエル 51.71
Nastassia HRYBKO ベラルーシ 51.45
Daniela STOEVA ブルガリア 48.27
ブリタニー・ラウ
(Brittany LAU) シンガポール 47.39
Nadia GELDENHUYS 南アフリカ 45.67
Kristina PRILEPKO カザフスタン 45.27
スミカ・ヤマダ
(Sumika YAMADA) 香港 43.76
Sandra RISTIVOJEVIC セルビア 42.89
Jiajen HSIEH 台湾 36.75
Maral-Erdene GANSUKH モンゴリア 31.93
Siau Chian CHING マレーシア 29.42
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