雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「青い海の伝説」第7話⑤








 韓国ドラマ「青い海の伝説」第7話⑤
 Korean Drama "Legend of the Blue Sea" Episode 7 ⑤




 第7話④


 ジュンジェたちは作戦会議を開いている。
「アン・ジンジュは今日、セミナーへ行くようだ」

 アン・ジンジュはご機嫌だった。
 口笛も口からついて出そうな期限のよさで自分撮りの写真に納まった。
「これぞ教育ママの道」

 ナムドゥは言った。
「2時半頃には家を出るはずだ。

★★★


 アン・ジンジュはスマホで自撮りをしながらご機嫌だった。

”入試対策セミナーに招待されました”
”これぞ教育ママへの道”

 ナムドゥはジュンジェらに説明する。
「いいか。2時半頃には家を出るはずだ。運転手は今日は休みであの女は運転が苦手だ」
「…」
「テオは塾の発信番号で電話をかけろ」

 アン・ジンジュは電話に出る。
「私がエリザベスの母です。えっ! うちの子が英語スピーチで1位に? オーマイゴッド」
 その時、前の車が急に停止した。ジンジュは慌ててブレーキを踏んだ。何が起きたのか?
 ジンジュは目を開けた。
 前の赤い車から男が降りてきた。そばに歩み寄ってきてサングラスを外す。
「お怪我は?」
 イケメン男にジンジュは気をよくした。車のドアを開けて答える。
「大丈夫です」
 男は名刺を出しながら切り出す。
「何かあればご連絡を。急ぐので失礼」
 車は走り去る。
 ジンジュは受け取った名刺を眺めた。
「あら!」
 驚く。
「一流企業じゃない」




 ナムドゥは続ける。
「というように持っていき、顔を覚えさせてからセミナーで再会する」
 ジュンジェは指を鳴らす。
「いいだろう」
 この時、ジュンジェの後ろからセファがぬっと顔を出す。
「何してるの?」
 三人はぎょっとする。
「いや、何でもない」
 いっせいに立ち上がり行動に移る。
「何しに行くの?」
 ジュンジェは振り返る。
「仕事に決まってるだろ」
「今から出勤だよ」
 とナムドゥ。
「出勤するの…何の仕事で?」
 3人は面食らう。答えるのに困ってしまう。
「俺たちの仕事は…」
 ナムドゥはジュンジェを見る。
 ジュンジェは少し考え、セファを見る。きっぱりした口調になる。
「簡単にいうと人の過ちを正す仕事だ。不当な利益を得ていながら、罪に問われていない人間に俺たちが裁きを下す。その働き分を俺たちは適正に再分配しあうんだ。それがお国のためになる」
「公務員?」
 セファの言葉にジュンジェたちは戸惑う。
「テレビでそういうことやってる人たちは公務員だ、って…」
 ジュンジェは苦笑いする。
「公務員じゃないが、俺たちはお国のために働いてる」
「ああ、そうなの? すてきなお仕事なのね」
「まあ…そういったところかな」
「私もそんな気がしてたわ」
 セファはスキップしながら奥の部屋へ消えた。
 ナムドゥはセファの無知を笑ったが、ジュンジェは仕事に出向く意欲をくじかれ複雑な気分だった。
 その気分をナムドゥにぶつけた。
「どうして俺は弁解したんだ?」
「こっちが聞きたいよ。必死に弁解してしまいにはボロを出しそうだったぞ」 
「じゃあ、詐欺団だと堂々と答えりゃよかったのか?」
「そうじゃないけどさ」とナムドゥ。「おっ、せっかくだ。こうなりゃカッコいいグループ名でも付けるか?」
 ジュンジェとテオは不快な顔になる。
 「わかったよ。とにかく急ごう」



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