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オーサーコーチ入国...「キム・ヨナ関連ノーコメント」
キム・ヨナのコーチとして知られる、ブライアン・オーサーコーチが去年8月の決別以後、初めて韓国を訪れた。国際氷上競技連盟ジュニア世界選手権大会に参加するアメリカ選手クリスティーナ・カオのコーチ資格で入国し、決別の理由については言及せず、「みんな幸せだったら良い」と所感を明らかにした。スター選手出身で2006~2007シーズンからキム・ヨナを教え、グランプリシリーズ6大会連続優勝、世界選手権優勝、バンクーバーオリンピック金メダルなどを果たした。
(ニュース記事より)
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「みんな幸せだったら良い」
どういう意味をこめているのだろう。キム・ヨナ関連ノーコメントとなっているが、これはあきらかにキムヨナを意識した言葉と思われる。そしてそれを額面どおり受け取れば、まずは自分が「幸せ」ってことになるのだが。
一時は キムヨナの次期プログラムについて喋ったりして、彼女との契約関係が終了したことに苛立ちを覗かせたりした彼だが、今はそれも過去のこととして吹っ切れたわけであろうか。
それらが尾を引いているかのごとくぶっきらぼうのノーコメントで通されるより、ひとことあっただけでも好感が持てる話ではある。
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ブライアン・オーサーと袂を分かったキムヨナを注目するように、世界は彼が次にどのような選手を育ててくるかに注目している。
彼が指導しているクリスティーナ・ガオ(米)は現在16歳。内気ではにかみ屋だったキムヨナを彼が教え始めたのもちょうどこの年頃だ。ガオ選手をオリンピックに送り出し、キムヨナについて語ったようなことを話す日が彼に来るであろうか。
彼はその日が来るのを信じてガオ選手を教えているであろう。
「みんな幸せだったら良い」は、彼なりのキムヨナに対するエール交換だったのかもしれない。
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