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韓国ドラマ「青い海の伝説」第16話⑩

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韓国ドラマ「青い海の伝説」第16話⑩



韓国ドラマ「青い海の伝説」第16話⑨



★★★

 ホン刑事らは出入国管理局へやってきた。係に書類を提出した。
「出国記録の確認を…名前はホ・イルジュン。住民番号は5811」
 確認を終えてジュンジェに電話を入れる。
「お前の親父は出国してないぞ。ここ6か月間は外国へ行ってない。国内にいるってことだ」

 ジュンジェは携帯を取り出すとナムドゥに連絡を入れた。
「仕事だ」
 ナムドゥは驚く。声を弾ませる。
「ターゲットは?」
 ナムドゥは後ろを見る。セファがいる。
「ちょっと待て」
 ナムドゥはプールサイドに向かう。
 ジュンジェは答える。
「俺の実家だ」
「何だって? おい、ふざけてるのか? …お前の実家を探るだと? そら、確かに証拠は手に入るかもしれないが…カン・ソヒは恐ろしい女だ」
 セファはそっとナムドゥらの話に聞き耳を立てる。
「…もしもバレたら大変だぞ」
 ジュンジェは指示を出して電話を切った。車に乗って街中に出た。
 指示だけ出してジュンジェは電話を切った。
 どうしたものかナムドゥが考えていると後ろから声がかかった。
「手伝うわ」
 ぎょっとなりながら「何をだ?」とナムドゥ。
「ジュンジェの実家を探るんでしょ? 私も手伝う」
「聞いてたのか…いいよ、お前は関わるな」
「…」
「ん? でも、ホ・チヒョンと親しかったな? お母さんはカン・ソヒを知ってるし…だけど、ジュンジェに怒られるからな…じゃあ、内緒でな」
 セファは小さくこっそり頷いた。

★★★

 ジュンジェの頼みを受け、カン・ソヒにしっぺ返しのしたいモランはジンジュに相談した。
「いいわよ」ジンジュは快諾した。「あの人を懲らしめるの?」
「…2時間ほどでいいの。呼び出せます?」
「2時間ほどね…」
 ジンジュは難しい顔になる。
「そうねえ…会員制の集まりにも簡単には顔を出さない女なのよ。そう簡単には行かないけど…何とかやってみるわ」
 にんまりして言う。
「ひとつだけ方法がある…」
 ジンジュはカン・ソヒの嫉妬深い気性と独占欲を利用することにした。


「なんですって!? ジンジュが私以外の会員を呼び出したって?」
「ええ、そうなんです。衝撃の事実を暴露するそうなんです。偽物は本物に勝てないって」
「…! あの女、血迷ったことを…! どこなの? 時間と場所は?」
「それが…奥様には絶対に言うなと念を押されたので…私から聞いたことは…」
「言わないわよ!」
「…」
「早く教えなさい!」 


 イルジュンの部屋にチヒョンがやって来てベッドの縁に腰をおろす。
「父さん、寝てるの」
 イルジュンは目を開ける。
「そうじゃない。薬のせいか、頭がボッとしてる。酒を飲んだのか?」
「ああ…父さん」
「…」
「父さんの息子は…僕だけじゃダメか?」
「…」
「そうでないと…僕は父さんを守れないんだ。どうしてもジュンジェが必要かい?」
「…」
「どうなの?」
「…」
「あっはっ」
 チヒョンは自嘲する。
「答えてくれないのか…僕も苦しんでるんだ。ジュンジェは父さんが病気だと知ってるのに来やしないんだ」
「…」
「父さんは僕の父親だから好きにしろって言ってさ」 
 イルジュンが口を開きかけた時、チヒョンは言った。
「どんな仕事をしてるか調べた。何とあいつは詐欺師になってた。人を騙して儲けてる」
 イルジュンの表情に戸惑いが走る。
「それでも…あいつじゃなきゃダメ?」
「酔ってるぞ」イルジュンは言った。「もう寝ろ」
「ああ、父さん」
 チヒョンはコートを握った。ふらふらしながら部屋を出ていった。

 

 ジュンジェたちは周到に計画を立てた。
 夜が更けるのを待って、ナムドゥは”害虫駆除サービス”のパンフを握り、家々のポストに投げ込んで回った。
 そして夜が明けた。
 すでに”害虫駆除サービス”を装った車が用意されている。
 ジュンジェは作業帽に作業着姿でスタッフに化けた。
 セファは念入りなメークでよりきれいな女に化けた。
 出かける態勢が整ってジュンジェたちが作業車に向かおうとすると、メークをすませたセファもついて出てくる。



 ジュンジェはきれいなおばさんに化けたセファを見て訊ねた。
「どこへ行くつもりだ?」
「あなたは?」
「俺か?」
「うん」
 ジュンジェは一瞬の後ろめたい戸惑いとともに答える。
「俺は用事があるんだ」
「そうだ」とナムドゥ。「俺たちは先に出かけるんだ。じゃあな」
 言い終えてナムドゥは片目のシグナルをセファに送る。
 セファも下手なウインクで応える。
「さあ、行こう」
 ナムドゥに従いかけてジュンジェは足を止める。
 セファのワンピースを見ていう。
「冬なのに丈が短いぞ。着替えて出かけろ」
「別に短くないわよ」
「膝まである。確かに短くはない」とナムドゥ。
「だけどな…かわい過ぎるだろ。着替えろ」
「やれやれ…行くぞ」
 ナムドゥはジュンジェの腕を取った。
 ナムドゥに引っ張られながらジュンジェは繰り返す。
「着替えろよ」
 ジュンジェらが出て行った後、セファは着込んでるワンピースをしげしげ見やる。
「そんないかわいいかしら…? そうね、今日は控えめにしなきゃあね…」
 セファは着替えに戻った。 




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