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「出る以上は(優勝を)」



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世界選手権を控えたキム・ヨナ「準備は完ぺき」

キム・ヨナ(21、高麗大)が3月の世界選手権大会を控え、「十分な時間があり、準備は完ぺきにできそう」と自信を表した。

キム・ヨナは27日(日本時間)、韓国メディアとの書面インタビューで、「選手としての目標をすべて達成し、結果には欲がない。世界選手権大会を終えた後はアイスショーを準備する」と伝えた。

16日にフィギュアスケート総合選手権大会の女子シングルで優勝したキム・ヘジン(14、果川中)に注目していると明らかにしたキム・ヨナは「技術・芸術性をともに備えた選手」と称賛した。
(ニュース記事より)

 キムヨナの不在によって、フィギュアスケートの本格的な戦いが続いていく中、僕にとって春先の世界選手権が同時に待ち遠しくてならないシーズンとなった。
 しかし、キムヨナは不在ながら、次期女王を目指す戦いは熱っぽく繰り広げられた。見どころはバンクーバーを経験した実力派とシニア初参戦の若手らがどのようにぶつかり合うかだった。
 シーズン突入前(いわゆる下馬評では)、村上佳菜子の日本勢、アメリカやロシアなどの若手選手に期待する声がかなりあった。
 前回トリノの後、キムヨナ、浅田真央ら若手の彗星のような登場を見ているだけに、新旧交代が一気に進むかとの思いは僕にもあった。
 しかし、そのような期待はおおむね裏切られた。若手らの安定感も勢いもない演技に失望さえ覚えるほどだった。
 グランプリシリーズが終わりに差し掛かった頃はもう若手の演技は見なくなっていた。
 若手でそれなりの実力を見せ成績を残したのは村上佳菜子だけであった。彼女は演技に粗さが見られるが、それを超えるパワーと躍動感がある。
 彼女が若手を代表して、安藤美姫やアリッサ・シズニーとともに三月の世界選手権に向う。むろん優勝を視野に入れてだ。
 実質的に優勝メダルを競うのはこの三人だろうと思われる。だが、キムヨナや浅田真央もここに出る以上は気ままな演技で終始するはずもない。
「選手としての目標をすべて達成し、結果には欲がない。世界選手権大会を終えた後はアイスショーを準備する」
 競技としてのモチベーションはまだそれほど上がっていないとも受け取れる言葉だが、大会を終えた後にアイスショーを準備する、という中にも彼女特有の闘志を感じる。
「出る以上は(優勝を)」とひそかに誓っているはずだ。



☆キム・ヘジン情報記事

「風邪気味だったが頑張った」。‘第2のキム・ヨナ’として期待されているキム・ヘジン(13、果川クァンムン小)がバンクーバー冬季オリンピック(五輪)国家代表のクァク・ミンジョン(16、軍浦スリ小)を抑えてフィギュア成人大会で優勝した。
キム・ヘジンは10日、泰陵(テルン)国際スケート場で開かれた全国男女フィギュアスケート総合選手権大会シニア女子シングルのフリーで94.55点をマーク、前日のSPの点数(54.23点)と合わせて148.78点となり、クァク・ミンジョン(134.23点)に14.55点差をつけて優勝した。前日のSPでもクァク・ミンジョン(46.23点)を上回って1位になったキム・ヘジンは、フリーで差をさらに広げた。
キム・ヘジンは昨年12月の全国男女フィギュアスケート期待選手大会で「トリプル5種ジャンプ」(トリプルフリップ、トリプルループ、トリプルルッツ、トリプルトゥーループ、トリプルサルコウ)をすべて見せた。国内フィギュア選手で中学入学前にトリプル5種をすべて跳んだ選手はキム・ヨナ(20、高麗大)だけだった。したがって今大会ではキム・ヘジンに対するフィギュア界の関心は非常に高かった。
キム・ヘジンの母ユ・コンシムさんは「ヘジンも先輩らと競争するということで今大会前は緊張していた。初日のSPが終わってから風邪の症状が出て、横になっていた。今日は精神力で頑張ったようだ」と伝えた。
キム・ヘジンは競技が終わった後、「前大会(143.54点)より5点以上も上がった。優勝よりも点数が上がったのがうれしい」と笑顔で語った。今大会3位は合計127.77点のパク・ソヨン(13、羅州小)だった。
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