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雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「アイリス」 第8話

まずはこんなエピソードから

女優ジュニが、KBS2TV水木ドラマ『アイリス』の撮影中に負ったろっ骨の負傷にもかかわらず、鎮痛剤を打って撮影を強行する闘魂を見せた。
ドラマでNSSの天才コンピューターハッカーに扮し、要員らの諜報活動に素早い情報を提供しているミジョン役の女優ジュニは、冷徹なキラービッグ(T.O.P)とクラブで運命的な出会いをするシーンを撮影中に負傷した。ミジョンは憂鬱な気分を晴らすためにクラブに行ってダンスを踊っていたが、そこで外国人とトラブルが生じ喧嘩が起きる。NSS要員でもあるが健康な外国人男性2人を相手にするのは手に余り、相手にやられている時にビッグが登場し、ミジョンを助けていなくなってしまうというもの。
先週撮影を終えたジュニは、荒々しく揉み合うシーンを週十回撮影し、全身にひどいあざが出来た。継続してテーブルにぶつかり倒れる間にろっ骨にひびが入るけがを負った。現在十分な休息を取らなければならないが、撮影のために鎮痛剤を飲んで撮影を強行しなけれなならない状況。ジュニの所属事務所BHエンターテイメントは「大きな負傷ではないが、ろっ骨にひびが入っている状態なので、撮影がない時は最大限休養を取らせている。特に治療方法があるわけではなく、薬で痛みをこらえながら撮影に臨むしかない状態」だと伝えた。
この日の撮影で初めて会ったT.O.Pとジュニは初めはぎこちない雰囲気だったが、撮影を開始してからは演技に没頭してすぐに息を合わせ、プロらしい一面を見せたという。


次はTBSガイドから

 舞台は上海、そして韓国へ!! 「アイリス」とペク・サンの関係を知ったヒョンジュンは、復讐のモンスターと化す!

 アイリスとペク・サン(キム・ヨンチョル)の関係について知ったヒョンジュン(イ・ビョンホン)は、上海で北朝鮮の諜報要員・チョリョン(キム・スンウ)と面会をする。ヒョンジュンはチョリョンの仲間に入るための全てのテストに通過し、チョリョンのテロ組織に合流する。そして、韓国に密入したヒョンジュン一行は、テロの準備を始めるのだった。
 一方、テロの兆候を察知したNSSは、捜査を始める。NSSに復帰したスンヒ(キム・テヒ)が辛いながらも明るいふりをしている姿を痛々しく感じるサウ(チョン・ジュノ)は、捜査中のテロリスト集団がヒョンジュンと関連しているような気配を感じ、不安でたまらない。そして、サウは自分の家にヒョンジュンが残していった痕跡を発見し、大きな衝撃を受ける…。



 ソンファの仲介で北朝鮮護衛部の諜報要員チョリョンと上海で面会したヒョンジュンは、自分を裏切ったNSSのペク・サンと彼を動かす組織への復讐を誓っていた。
「・・・どういうつもりだ。こんな奴と引き合わせて」
 チョリョンはソンファを叱り付ける。
 ヒョンジュンはチョリョンに対し祖国に裏切られた自分の心情を吐露する。
「頼んだのは俺だ。・・・力を貸してくれ」
「お前は共和国の人民委員長を殺したのだぞ。そんなやつが、護衛の責任者だった俺に力を貸してくれ? 筋が通ると思うのか」
{俺もお前も命令に従っただけだ。お前と違って、俺は祖国に見捨てられた」
「信用できると思うのか」
「俺はすべてを失った。・・・お前に命を預けたら信用してもらえるか」
 ヒョンジュンは自分とNSSの情報をすべて提供し、テストを通過しようとする。最後にチョリョンは上海に潜入している韓国側スパイの始末を命令する。
 これも遂行したらしいヒョンジュンは、チョリョン配下のカン・ドチョルをリーダーとする北朝鮮のテロ工作組織に合流する。
 ヒョンジュンらはまぐろの漁船団に化け、釜山の漁港から韓国に潜入する。

 一方、北からのテロの兆候を察知したNSSはテロ工作員の行動追跡と捜査を開始していた。 NSSに復帰したスンヒはヒョンジュンは死んだものとして忘れようと明るく振舞っていた。
 テロのリーダー、カン・ドチョルからVIPの配置を調べろと命令されたヒョンジュンは、ソンファを伴い、自宅に向かう。今もサウが使っているはずだった。
 自宅はそのままだった。ヒョンジュンはしばらく、サウと過ごした日々を思い出していた。
 NSSのネットワークを使い始めたヒョンジュンの動きに、天才ハッカー、ミジョンが反応する。サウが留守の家に誰かいると気付いたのだ。話を聞きつけたスンヒはミジョンに、ネットワークに侵入してきた相手の正体を暴かせようとする。しかし、すんでのところでウェブカメラは横に向けられてしまった。
 スンヒはすぐに実行部隊を組織し、サウの自宅に駆けつけるが、間一髪の差でヒョンジュンらはそこを去っていた。
 NSSは北朝鮮の工作員が韓国に潜入したことを確認していた。
 そんな中、科学捜査室室長のオ・ヒョンギュがサウに声をかける。サウの家に侵入した二人組の解析結果を報告しようとしたのだった。
「これを言っていいのかどうかわからんのだが・・・」
「なんですか?」
「・・・俺の個人的見解なんだが、ヒョンジュンかもしれんぞ」
 その話をたまたま通りかかったスンヒが聞いていた。
「今、ヒョンジュンさんと言いましたか」
 オ・ヒョンギュは二人を科学捜査室に連れていき、分析図を見せながら説明を始めた。
「見ての通り・・・74パーセント以上の確率で一致したのがキム、ヒョンジュンだ」
「同じ体型の人はほかにもいるでしょう?」
 とスンヒ。
「そうだな・・・しかし、体型はある種指紋と同じなんだ。同じ体型の人は二人といないんだ」
「74パーセントでは、同一人物とはいえません。みんな、ヒョンジュンのことはやっとの思いで忘れたのです。この話はここだけの話としておいてください」
 スンヒを意識してサウは言った。
 スンヒの心ではまたヒョンジュンの姿が立ち上がりだしている。
 自宅に戻ったサウはコンピューターをセットした机上に十字架のネックレスが残されているのに気付く。それを握りしめた
サウはヒョンジュンの手に握りしめられていたのがこれだったのだと思い出す。

 チョリョン指導下によるテロは着々と準備を整えていた。探知機にも反応しないようにガードされた濃縮ウランの南への運搬準備も完了していた。
 
 ペク・サン局長にヒョンジュンのことを告げようとしているところへ、ミジョンが最新の情報をもって駆けつける。報告を聞いてすぐに襲撃の命令を出すペク・サン・・・NSSの追跡もヒョンジュンらのすぐそばまで迫っている・・・。

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